おなじみの仲間が続々登場!フォースの覚醒
2019年12月20日に公開される映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、現在続いている“スカイウォーカー・サーガ”を締めくくるシリーズ9作品目の作品。これは、マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーをはじめとする“スカイウォーカー家”の物語。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は2015年に公開された7作目で、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』からは約10年ぶりの新作となった。
監督は映画『スター・トレック』も制作したJ.J.エイブラムス。主人公はデイジー・リドリー演じる“レイ”という少女になり、これまでの物語とは一味違いながらも伝統を受け継いだ展開に。
そんな『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』には、シリーズおなじみの仲間ハン・ソロやレイア姫、C-3POなども登場。なかでも、ハン・ソロの愛機“ミレニアム・ファルコン”の再登場にはファンも大歓喜。
廃品置き場に置き去りにされていたミレニアム・ファルコンはボロボロだったけれども、何とか動く状態。
ボロボロのミレニアム・ファルコンに残されていたものは?
そんなミレニアム・ファルコンのなかで、ジョン・ボイエガ演じる元ストーム・トルーパーの脱走兵、フィンが見つけたのが、ホログラムでできたモンスターのゲーム。
元からのファンにはおなじみのこれは「デジャリック・ホロ・チェス・セット」という名前のゲーム。
『新たなる希望』では、モス・アイズリーを出発した船内で、チューバッカとR2-D2がバンをはさんで対局しているもの。その時にハン・ソロが言った「ウーキー族は負けると相手の腕を引きちぎることがある」というセリフは、もはや名言。
実はフィンが見つけた場面は、チューバッカとR2-D2の対局を完全再現したもの!
ホロ・チェスの再現はもはや執念
米Wiredによると、たった3ショットしかないこのシーンに費やされた時間はなんと丸1年。1977年に公開された映画の1場面を完全再現したのは、特撮界のレジェンド、フィル・ティペットとジョン・バーグ。
CGが主流の現代においてミニチュア模型を作ってコマ撮り(ストップモーション)でつくったというから驚き。
ちなみに、コマ撮りでやりたいと言い出したのは、監督のエイブラムスだったという。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』には、そんな“スター・ウォーズ愛”が詰まっている。
シリーズ最新作にして最終作の映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日に公開される。(フロントロウ編集部)