イギリス王室が求人募集を掲載。その年収と勤務時間がホワイトすぎる。(フロントロウ編集部)

英国王室による求人募集

 エリザベス女王に会える? 英国王室が求人募集を行なった。

 ビジネスパーソン向けSNSであるLinkedInに掲載された求人では、ロイヤルファミリーのトラベルを統括する主任職が募集された。

画像: 飛行機に乗り込むウィリアム王子とキャサリン妃。

飛行機に乗り込むウィリアム王子とキャサリン妃。

 権威ある英国王室の主任職ともなれば、気になってしまうのはその給与。その金額は世間の予想を裏切らないもので、なんと年収約1,200万円!

 さらに驚くのは、その労働環境のホワイトっぷり。

 勤務時間は、週になんと37.5時間だけ!

 5日で割ると1日7.5時間勤務となるとはいえ、そこはエリザベス女王やチャールズ皇太子に仕える身。勤務時間の欄には、「勤務時間体制は“呼び出し”によって変化する」との注意書きも。

画像: 3Dメガネを着用するエリザベス女王とフィリップ殿下。

3Dメガネを着用するエリザベス女王とフィリップ殿下。

 主任職ということで、その業務では「安全で、効率的で、費用対効果が良く、適切なトラベルサービス」を運営する高い能力が求められるという。

 最近では、ウィリアム王子キャサリン妃が3人の子供とともに飛行機のエコノミークラスに搭乗したり、ヘンリー王子が1人で移動する際にプレミアムエコノミー席を利用したり、キャサリン妃が公共の電車で移動したりと、プライベートジェット機以外の移動手段が採用されている。そんななかで、ロイヤルファミリーの安全を守りながら適切なトラベルサービスを計画する主任には、大きな責任が伴うことは確実。

 多くの人がその責任に尻込みしたのか、この求人への応募は意外と少なく、最終的な応募人数は25件以下という結果となった。(フロントロウ編集部)

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