『マリッジ・ストーリー』のインタビュー中の出来事
2020年に開催される第77回ゴールデン・グローブ賞に最多6部門ノミネートされたNetflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』に出演中のアダム・ドライバー。米NPRのラジオ番組『フレッシュ・エアー』に出演したアダムが、インタビュー中に突如退席してしまったことが世間を騒がせている。
番組では、インタビューの合間にアダムが『マリッジ・ストーリー』で披露した歌「Being Alive」を流した。
すると、アダムは席を立ち、番組中にもかかわらず部屋から出て行ってしまった。
アダムの“苦手なこと”
実はアダムは、自分の演技の映像や音声を振り返ることが苦手だと以前より公言していた。それを知っていた番組ホストのテリー・グロスはアダムに曲が流れている20秒間はヘッドフォンを外すように言って、気をつかった。
しかしアダムはヘッドフォンを外しただけでなく、逃げるように退席。
アダムは、10月に行われた米New Yorkerのインタビューで、自分の芝居を見ることにどれほどの嫌悪感があるのかを話したばかりだった。なんと、映画『ブラック・クランズマン』の上映中はバックヤードに隠れ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプレミア上映の時は、吐き気さえ感じていたそう。
また、2015年に同番組『フレッシュ・エアー』に出演した際も、「自分の芝居を見たことがありますが、常に嫌いです」と話し、「やり直せたら良いと思ってしまい、でもできないでしょう」と、自分の演技につねに満足できないという役者としてのストイックさをうかがわせた。(フロントロウ編集部)