プロモツアーで見せた“2人の友情”
映画『ターミネーター』シリーズでサラ・コナー役を務めたリンダ・ハミルトンは、2019年11月8日公開の映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』で28年ぶりにサラ役に復帰し、衰えぬ肉体を見せたことで話題。
同作は1991年公開の『ターミネーター2』の正当な続編で、おなじみ“T-800”役の「シュワちゃん」ことアーノルド・シュワルツェネッガーや、サラの息子のジョン・コナー役を務めたエドワード・ファーロングが出演。さらに、シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンも制作に参加し、大ヒットとなった。
リンダとアーノルドが出会ったのは、35年前の『ターミネーター』撮影時。そんな2人は、プロモーションツアーの中で、仲が良すぎる姿を何度も見せた。
リンダとアーノルドが共演するに至った経緯は?
アーノルドは、『ターミネーター:ニュー・フェイト』でリンダと再び共演できると知ったとき、待ちきれないほど嬉しかったと米ETに明かした。
アーノルドにそのことを伝えたのは、ジェームズ。なぜかジェームズはアーノルドとバイクで出かけたときに『ターミネーター:ニュー・フェイト』に関する計画を伝えたそう。アーノルドはリンダとの共演の可能性を知ってとても喜んだけれど、ジェームズがリンダにオファーの電話をしたところ、リンダはそれをことごとく無視。
なぜなら、リンダは昔ジェームズと結婚していたので、極力連絡を取り合いたくないと思っていたからだそう。リンダは1カ月間悩んで、ついに3回目の電話に折り返し、『ターミネーター:ニュー・フェイト』に出演することが決まった。
リンダ、自分で思っていた以上にアーノルドが大好きだと気付く
リンダは、2019年7月に開かれたサンディエゴコミコンで、アーノルドと再会した喜びを爆発させた。
「アーノルドと仕事するのが大好だったの。だから久々に会ったときは、大喜びだった!」と語り、「何年もたっていたけれど、私はアーノルドに深くて強烈な愛情を抱いていたの。だから、この映画に出たことでその思いは完全に固まったわ」と興奮気味にコメント。
さらに、「アーノルドとアクションの仕事をするのが大好きだし、トレーラーで彼を見かけるのも大好きで、彼と遊んだりするのも大好き。今は35年の関係の全盛期にいるのよ」と、恋人や友人などという言葉には収まらない絆を嬉しそうに語った。
さらに、10月に行われた米ETのインタビューでは、「私は彼に再び会えてうれしくて、体の隅々まで喜びにあふれていた」と、とにかくアーノルドへのあふれる愛情をあちこちでアピールしてきた。
インスタグラムでも仲良しアピール
そんな2人の友情は、SNSでも健在。
アーノルドはリンダとの写真を、自身のインスタグラムに多数投稿。「ついに私の相棒が戻ってきた!元祖“ワルいやつ”、リンダ・ハミルトン」と、書き込んだ。
さらに、リンダの誕生日には昔の写真と現在の写真を並べて投稿し、2人の美しき友情とリンダの生誕を祝った。
韓国でのプロモーション後は、飛行機の中から動画を投稿。その距離感の近さとイチャイチャぶりには、「♡」を飛ばすリプライがたくさん。
2人はテレビ番組の中でも超仲良しを発揮。オーストリアのお菓子とアメリカのお菓子を比較しておいしさを競う『スナック・ウォーズ』という番組に出た二人は、互いにお菓子を食べさせ合ったり、口と口でキスをしたりと、まるで熟年夫婦のように楽しんだ。
ちなみにオーストリアはアーノルドの出生地。動画の中では、何度かドイツ語を披露して見せた。
現在63歳のリンダと72歳のアーノルドにとって、友情の結晶である映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、全国劇場で公開中。(フロントロウ編集部)