今年5月にシリーズフィナーレを迎えたメガヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影最終日と自身が演じる役との別れについて、サンサ役のソフィー・ターナーとアリア役メイジー・ウィリアムズが語った。(フロントロウ編集部)

ソフィー&メイジーが語る『GoT』との別れ

 2019年5月、惜しまれつつシリーズのフィナーレを迎えた大人気HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。

 今回、12月4日(水)にドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』のブルーレイ &DVDが発売されたことを記念して、サンサ役のソフィー・ターナーとアリア役のメイジー・ウィリアムズのインタビュー!約10年にわたって演じてきた自身のキャラクター、そして長い時間を一緒に過ごした共演者たちの「別れ」について2人は一体何を語った?


撮影最終日はどんな感じだった?
自分が演じるキャラクターにお別れを言うのは、やっぱり辛かった?

ソフィー:とても辛かったわ。

メイジ―:携帯に入ってる最後の数日間の写真を見ると、とてもなつかしく感じる。最高に楽しい日々で、去年はアイルランドで素晴らしい夏を過ごせた。最後の数週間、数ヵ月間は最高の天気に恵まれて、みんなすごく陽気な気分になった。今回は長時間にわたる過酷な撮影だったけれど、そのご褒美があの素晴らしい天気だったってわけ。セットで、みんなでアイスキャンディーを食べたよね。

ソフィー:そんなことするのはあの時が初めてだった。

メイジ―:衣装を脱ぎ捨て、サングラスをかけて腰かける。大好きな仲間たちに囲まれて、最高に素晴らしい最終章の撮影を一緒にやっている。とにかく最高の雰囲気だった。この時撮った写真を見てると、その当時の感情が蘇ってくるの。鼻にかかった埃ですら愛おしく感じる。

ソフィー:わかる。なつかしいよね。私は泥や雨が恋しく感じるようになったほど。

メイジ―:衣装を着て汗だくになるとかね。

ソフィー:そうそう、汗だくになって臭くなっちゃう。馬の糞が背中にべったりついてることもあった。

メイジ―:まさに「クソッ!」て感じよね。

ソフィー:そうなの。でも、とにかく最高の思い出ね。

画像: 撮影最終日はどんな感じだった? 自分が演じるキャラクターにお別れを言うのは、やっぱり辛かった?

メイジ―:このシリーズほど生々しくてリアルな作品はほかにはないかもしれない。

ソフィー:TVドラマのシリーズとしてはね。

メイジ―:この作品はそれを目指していた。私たちは確かにあの地にいて、あんな風に果てしなく広がる大地を目の当たりにして、とても美しいと思った。

ソフィー:そうね。

メイジ―:凍えるかと思うほど寒かったけれど、あそこまでの環境に身を置くというのは、撮影でしかないもの。

ソフィー:控室は輸送用のコンテナだった。

メイジ―:ダヴォス役のリアムがやってきて「中で1本吸わせてくれ」と言うから、みんなで「ダメ!」って言ったこともあったよね。

ソフィー:「リアム!それはダメ!」って(笑)

メイジ―:でも嫌なことでさえ、今は良い思い出だよね。

ソフィ―:そう、本当に良い思い出。

メイジ―:(この質問への答えは)今日私たちが答えたなかで、最も誠実な回答だったね(笑)

 本当の姉妹のように仲が良いソフィーとメイジ―の“最後の勇姿”は、ブルーレイ&DVDが発売中の『ゲーム・オブ・シリーズ』で見ることができる。

『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』

画像: 『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』

 架空の大陸ウェスタロスを舞台に、鉄の玉座をめぐる陰謀と策略が渦巻く権力争いが描かれる。綿密に練られた美しい世界観、敵味方の運命が交錯する人間模様。そして、見る者を魅了するドラゴンや、恐ろしい異形の者たちの存在がウェスタロスを揺るがす。いよいよ“夜の王”率いる“死の軍団”と人類の存亡がかかった最後の決戦が、かつてないほどのスケールで繰り広げられる。いかに生き、いかに死ぬか。そして誰が生き残り、誰が玉座に座るのか…。歴史的大作が、ついに完結!

『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』
【初回限定生産】 ブルーレイ コンプリート・ボックス (¥11,818+税)
【初回限定生産】DVD コンプリート・ボックス (¥10,000+税)
 
10月4日より、ブルーレイ& DVDのレンタルもスタート!
Vol.1~5(※ Vol.1 のみ2話収録)

(フロントロウ編集部)

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