『ゲーム・オブ・スローンズ』と近い世界観のドラマ
Netflixのドラマ『ウィッチャー』は、同名の小説およびゲームを題材にしたファンタジー作品。
主人公は、スラブ神話に登場する悪魔退治の専門家“ウィッチャー”、ゲラルト。映画『マン・オブ・スティール』でDCコミックスのヒーロー、スーパーマンを務めたヘンリー・カヴィルが演じている。
ドラマのもとになったゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、世界のゲームの祭典ゲーム・アワード2015で、ゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞。出荷本数だけでも2000万本を超えている、モンスター級に人気のゲーム。
海外での評価は上々のドラマ『ウィッチャー』は、“世界観が似ている”という理由で、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』と比較されることがあり、『スローンズの再来』と言われることも。
“ゲラルトの入浴シーン”はファンにとっても重要
主人公ゲラルトの入浴シーンは、ゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』のファンにとっては非常に重要なシーン。
ゲームの最初からその肉体を惜しげもなくさらすインパクトは、多くのファンを虜にし、ミーム(※)としてインターネット上でも話題となった。
※インターネット上で流行する画像・動画・言い回しなど
ちなみに定価2万円程度で取引されており、現在は手に入れることはできない。
そんなゲラルトの入浴シーンはドラマの配信が伝えられてからというもの、ファンにとっては一番の関心ごとだった。
そして2019年11月1日、ファン待望のドラマ版『ウィッチャー』の入浴シーンが予告編と共についに解禁。ゲラルトに扮したヘンリーの入浴シーンは瞬く間にインターネット上に広がり、ミームと化した。
満足げなヘンリー
ゲーム『ウィッチャー3ワイルドハント』を何度もクリアしている「『ウィッチャー』オタク」のヘンリーは、米GamesRadar+にこのシーンについて自信たっぷりにコメント。「僕はミームになったんだ」と自慢げに語り、入浴シーンが大きく話題になったことを喜んだ。
さらに「(僕のゲラルトの)ミームが出回っているのを見るととても嬉しいよ。見た人が僕のゲラルトを楽しんで、伝説のゲラルトとそっくりって言ってくれたら幸せ。それでミームが生まれるんだったら完璧だ」とまで言った。
現在ドラマ『ウィッチャー』は米批評サイトRotten Tomatoesで観客によるスコアは91%。非常に満足していることがうかがえる。
シーズン2もすでに決まっているNetflixドラマ『ウィッチャー』は、2019年12月20日から配信中。(フロントロウ編集部)