テイラー・スウィフトがホリデーソング「クリスマスツリー・ファーム(Christmas Tree Farm)」の超貴重なメイキングの模様を収めたスペシャル動画を公開した。(フロントロウ編集部)

サプライズリリースした楽曲のメイキング風景

 シンガーのテイラー・スウィフトが日本時間のクリスマスイブに、12月上旬に緊急リリースした楽曲「クリスマスツリー・ファーム」の制作風景を撮影した特別動画を公開。

 ファンへのクリスマスプレゼントとしてお披露目された貴重な映像には、制作時間わずか48時間ほどという急ピッチで進められた同曲のコンセプトをすっぴん&パジャマ姿で語るテイラーの様子や、共同作曲者で音楽プロデューサーのジミー・ネイプスと相談を重ねながら徐々にメロディやアレンジを完成させていく過程、ゴスペルコーラス隊とのレコーディング風景など、普段なかなか見られない超貴重な楽曲制作の裏側が収められている。

 12月初めに、クリスマスソングを作ろうと思い立ったテイラーが題材にしたのは、自身が幼少期を過ごした米ペンシルバニア州にある、クリスマスツリー用のもみの木を育てる農場。

 テイラーは、“12月1日”と日付が入った映像の冒頭で「都会でのホリデーシーズンは、ストレスだらけでなんだか人生もうまくいっていないと感じているけれど、心の中にはいつも故郷のクリスマスツリー・ファームがあるっていう歌なの」と説明。

 その言葉の通り、「クリスマスツリー・ファーム」には、下記のような歌詞が登場する。

「私の冬の夜は静電気やストレスやホリデーショッピングの混雑に占拠されてる/でも、目を閉じると別の場所にいるよう/まるで魔法みたいに」

「私の心の中にあるのはクリスマスツリー・ファーム/人々が集まって/輝くライトの下で踊ったり/みんなコートを着て、手袋をして/サイダーをたくさん飲むの/私が今夜居たいのはあの場所」

 ジミーと合流し、ピアノの前で試行錯誤しながら、「このコードは高級感があって良いね」、「これもいいんじゃない?」と話し合い、どんどん曲を作り上げていく様子からは、テイラーのシンガー・ソングライターとしてのセンスや才能がひしひしと伝わってくる。

 さらに、彼女がいかに楽しみながら、生き生きと曲を作っているのかを知ることもでき、ファンにとっては、まさにテイラーからのクリスマスプレゼントといった、たまらない映像に。

 同曲のミュージックビデオには、クリスマスツリー・ファームで過ごした幼い頃のクリスマスの思い出を映したホームビデオの映像が採用。

 中盤には、ある年のクリスマスの朝に、テイラーが音楽にのめり込むきっかけとなった人生初の“マイ・ギター”を手にするシーンも収められており、ファンの間では、「歴史が変わった瞬間」、「あの瞬間があったから、今のテイラーがある」と話題になった。(フロントロウ編集部)

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