冬のスキンケアは別メニューで保湿を
冬は空気が乾燥するため、肌の乾燥は悩みの種。加湿器などにはこだわって対策しているのに、肝心のスキンケアは通年同じという人は少なくない。
ニューヨークを中心に活躍し、セレブを手掛けるメイクアップ・アーティストのミーガン・ラヌーは、冬は顔全体をしっかり保湿しても、目元など顔の一部が乾燥するなど、ほかのシーズンとは違う反応があると米メディアMakeupで話し、冬にオススメの保湿対策を紹介した。
目元には専用コスメを取り入れる
まずミーガンが特別ケアが必要と話したのは、目元。冬は目の周りが乾燥する理由について、「なぜかというと、顔のなかでも目元は水分をキープしにくくて、ほかの顔や体の大部分よりも乾燥したままになってしまうから」とコメント。
目元は肌が薄くうるおいを保ちにくいうえ、よく動かす部分でもあるので乾燥やシワも目立ちやすい。その対応策として、ミーガンは「目元にはアイクリームを塗ることがとても大切」と、目元専用のスキンケアコスメを導入するようアドバイスした。
アイクリームは、顔全体に使うクリームなどとは異なり、薄い目の周りの肌を考慮して、しっかりと有効成分やうるおいを届けるために作られているスキンケアコスメ。そのため、普段はアイクリームを使っていない人も、この時期はアイクリームを取り入れることがオススメなのだそう。
乾燥した古い角質をオフ
また、額やアゴなど、普段は乾燥しにくい部分の乾燥を感じることも。オイルなどの保湿剤をたっぷり塗っていて、肌の表面はギラギラするほどうるおっているのに乾燥を感じるなら、角質ケアがオススメ。
ミーガンは、「うるおったツヤやかな美肌のカギは、角質ケアと保湿よ。角質ケアは、肌の表面から古く乾燥した細胞を取り除いてくれる」と話し、乾燥した古い角質が肌の乾燥を引き起こすことがあると説明。
また角質ケアのメリットについて、「肌がキレイに角質ケアされてうるおいもあれば、メイクをしなくても肌がキレイに見えるし、メイクものりやすくなる」と話している。
フェイスマスクの回数を増やす
ミーガンは冬のうるおい肌を作るコツとして、冬の間は「いつもより頻繁にマスクを使ってみて」と、ほかの季節よりもシートマスクや保湿のマスクを頻繁に取り入れるようアドバイス。
さらに自身が行なっている方法について、「私はマスクを2重にしたり、さらにアイジェルやリップジェルを重ねたりすることもある」と明かし、マスクの重ねづけまでする徹底ぶり。マスクは週1回などと習慣にしている人も、冬の間は肌の調子を見ながら回数を見直すのが良さそう。
冬には冬のスキンケアで、乾燥に負けないうるおい肌を手に入れてみては。(フロントロウ編集部)