イギリスのバーガーキングが、2019年の1年間に公開した広告の「すべて」にライバル企業であるマクドナルドへの「いたずら」を仕込んでいたことを明かした。(フロントロウ編集部)

バーガーキング、マックを煽る

 イギリスのバーガーキングが、「ワッパーの秘密」というタイトルの動画を公開した。

 バーガーキングのワッパーといえば、その大きさが人気の理由のひとつ。そこでバーガーキングは、その大きさを証明するためにこんなことをしていたという。

「撮影のたびに、ワッパーの後ろには“ビッグ”マックを隠していました」

 なんと、“ビッグ”と名のついたマクドナルドのビッグマックハンバーガーを後ろに置くことで、自分たちバーガーキングのワッパーはそんなビッグマックが見えなくなるほど大きいことを証明! マクドナルドを皮肉満点で挑発したバーガーキングだけれど、彼らの挑発はまだまだ終わらない。

 動画の最後では、「マクドナルドのみなさん、私たちを守ってくれてありがとう」とメッセージを添え、英語で守るという意味のhaving our backを、実際に後ろ(back)に隠されていたマクドナルドへ向けて発信した。

バーガーキングはマックをたびたび挑発している

 じつはバーガーキングは、これまでもたびたびマクドナルドを意識した商品や企画を行なっている。 

 2019年5月には、マクドナルドのハッピーミールに対抗して、「ハッピー」という感情以外がテーマの「リアル・ミールズ(Real Meals)」を期間限定で発売。

 2015年には、ビッグマックそのものやそのレシートをバーガーキングに持っていけば、ビッグキング4.0が120円引きで購入できるという「BIG割」キャンペーンが日本で開催された。

 ハンバーガーファンの間では、もはやネタとなっているバーガーキングとマクドナルドの対立。バーガーキングが公開した動画にも、「この動画を見て、マクドナルドのビッグマックが心底食べたくなった」というようなコメントも寄せられた。(フロントロウ編集部)

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