来る2020年1月5日は、第77回ゴールデン・グローブ賞の授賞式。フロントロウ編集部では、女優賞や男優賞にノミネートされた俳優の中から、見逃せない俳優をピックアップして14名ご紹介!(フロントロウ編集部)

【映画部門】

 レネー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』

  映画『ブリジット・ジョーンズの日記』などに出演し、日本でも人気の高いレネーは、主演女優賞にノミネート。2010年からしばらく俳優業をお休みしていたが、2016年に『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』で復帰。映画『ジュディ 虹の彼方に』では、アメリカの大女優ジュディ・ガーランドの晩年を圧巻の歌唱力、演技力で魅せた。日本では2020年3月6日公開。


 ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』

 DCコミックス原作の『ジョーカー』は、アメコミ史上初のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。さらに、R指定映画ランキングも世界1位という快挙を成し遂げた。本作で怪演を見せたホアキン・フェニックスは今回のゴールデン・グローブ賞で主演男優賞にノミネートされ、世界中から大絶賛の嵐。同じく主演男優賞には怪演で知られる俳優、クリスチャン・ベールもノミネートされているため、トロフィー争いは非常に激しくなりそう。日本では2019年10月4日公開。


 オークワフィナ 『フェアウェル』

 オークワフィナは映画『オーシャンズ8』、『クレイジー・リッチ!』、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』などに出演した、今最も注目されている女優の1人。ゴールデン・グローブ賞では、コメディ/ミュージカル部門の主演女優賞にノミネートされた。アジアにルーツを持つ彼女は、ニューヨーク出身のラッパーで、しゃがれ声が魅力の主演女優賞候補。

 本作は、離れ離れで暮らしていた親戚一同が、余命わずかな祖母のために帰郷し、それぞれ祖母のためを思い、時にぶつかり、励まし合いながら過ごす日々を描いたハートウォーミングな作品。日本では2020年春公開。


 エディ・マーフィー『ルディ・レイ・ムーア』

 Netflixオリジナル作品の『ルディ・レイ・ムーア』に主演したおなじみのコメディアン、エディ・マーフィーはコメディ/ミュージカル部門の主演男優賞にノミネート。この枠には、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のレオナルド・ディカプリオや『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のダニエル・クレイグなど強豪ぞろいだが、3年ぶりに俳優業にカムバックしたエディが見事ゴールデン・グローブのトロフィーを獲得できることに期待が集まっている。

 Netflixで配信中の本作は、70年代のコメディアン、ルディ・レイ・ムーアが主人公の人生に焦点を当てた伝記映画。


 ジェニファー・ロペス『ハスラーズ』

 ジェニファー・ロペスが身体を張った圧巻の芝居を見せつけて、みごと助演女優賞にノミネート。ベテランのストリッパーを演じるため、撮影の2~3カ月前からポールダンスの訓練をして、スタントを使わずにやりきったというだけでも表彰もの。海外では、ジェニファーのキャリア史上最も素晴らしい演技だと絶賛されている。日本では2020年2月7日公開。


 ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 『ワンハリ』とも略される本作でブラッド・ピットは助演男優賞にノミネート。56歳を迎えてもなお衰えぬワイルドな魅力を極限まで引き出した本作は、ブラッドの当たり役という呼び声も高い。さらにブラッドは1996年に助演男優賞を獲得した『12モンキーズ』以降一度もゴールデン・グローブのトロフィーを持ち帰れずにいるため、なんとしても今回は頂点に輝きたいところ。日本では2019年8月30日公開。


テレビ部門

 ジェニファー・アニストン『ザ・モーニングショー』

 2019年11月に始まったアップルTV+が、満を持して配信したドラマ『ザ・モーニングショー』で、主演女優賞にノミネートを果たしたジェニファー・アニストン。同部門には『ザ・モーニングショー』で共演しているリース・ウィザースプーンもノミネートされており、熱い展開が待ち受けていること間違いナシ。

 本作は、アメリカの“朝の顔”を務める人々を通して、現代の職場をあけすけに描いた作品。ちなみに、今回のゴールデン・グローブ賞では元夫婦のジェニファーとブラッド・ピットが公の場で顔を合わせるのでは、と世間は賑わいを見せている。


 ブライアン・コックス『キング・オブ・メディア』

 現在73歳のブライアン・コックスは現代のメディア王一族による骨肉の後継者争いと会社の行く末を描いた社会派ドラマ、『キング・オブ・メディア』でドラマ部門の主演男優賞にノミネート。同部門には『ミスター・ロボット』のラミ・マレックや『ゲーム・オブ・スローンズ』のキット・ハリントンなど、注目の俳優も勢ぞろい。

 ブライアンはノミネート後、英Daily Mailで「本当はシーズン1で死ぬはずだった」と撮影秘話を明かした。


 フィービー・ウォーラー=ブリッジ『フリーバッグ』

 コメディ/ミュージカル部門の主演女優賞にノミネートしたフィービー・ウォーラー=ブリッジは、主演の他にも企画、監督総指揮、脚本を務めており、同作品は2019年9月のプライムタイム・エミー賞で6部門を受賞。フィービーは今最もハリウッドで注目されているクリエイターの1人といえる。『フリーバッグ』では、現代のロンドンを生きる1人の女性の心理を抱腹絶倒かつ辛辣にみごと表現した。


 ポール・ラッド『僕と生きる人生』

 ポール・ラッドはNetflixオリジナルドラマの『僕と生きる人生』で人生初のゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門の主演男優賞にノミネート。本作は、人生と恋愛に疲れ切って不思議な治療を受けると、“自分の改善版の自分”に立場を奪われてしまう、というSFコメディ。見事1人2役を演じきったポールの役どころは、海外で大絶賛。自分がまさかノミネートされるとは思っていなかったと米Hollywood Reporterに明かしたポールは、ノミネートされてとても嬉しい様子。


 ミシェル・ウィリアムズ『フォス/ヴァードン(Fosse/Verdon)』

 ミシェル・ウィリアムズはリミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演女優賞でノミネート。リミテッドシリーズとは、短い話数かつ1シーズンのみで完結するドラマシリーズのこと。ミシェルは、伝説の振付師とその妻となった女性ダンサーの、夢とロマンスを描いた『フォス/ヴァードン』で2019年のエミー賞リミテッドシリーズの主演女優賞を獲得。その時に行なった、“男女格差が残るギャラ問題”のスピーチは称賛を浴びた。もし今回受賞した場合は、どのようなスピーチになるのだろうか。


 ジャレッド・ハリス『チェルノブイリ』

 リミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演男優賞でノミネートしたジャレッド・ハリスは、今回初めてのゴールデン・グローブ賞ノミネート。ジャレッドは原子力発電所で起きた史上最悪の事故をテーマに扱った衝撃作で、旧ソビエト政府に調査を委任されたヴァレリー・ソガレフという実在の化学者を演じた。


 メリル・ストリープ『ビッグ・リトル・ライズ』

 メリル・ストリープはリミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演女優賞でノミネート。『ビッグ・リトル・ライズ』は、小学生の子を持つ5人の母親たちの人生が、ある殺人事件によって崩れてゆく様を描き出した作品。メリルはなんと今回でゴールデン・グローブ賞にノミネートされるのは通算34回目。この回数は史上最多で、もし受賞した場合は通算10回目の勝利となる。


 アンドリュー・スコット『フリーバッグ』

 アンドリュー・スコットはリミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演男優賞でノミネート。『フリーバッグ』で司祭の役を務めたアンドリューは、SNSで「ホット・プリースト(セクシーでかっこいい神父)」というあだ名がつけられるほどの人気を得た。ノミネートされるとは思っていなかったアンドリューは発表時、親友とカフェでのんびりしていたことを米Hollywood Reporterに明かした。

 2020年の第77回ゴールデン・グローブ賞の表彰式は、米時間1月5日(日本時間1月6日)に開催される。(フロントロウ編集部)

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