スマホの画面を肌に当てている?
ニキビや肌荒れを引き起こす、毛穴の詰まりや汚れ。落としきれていないメイク汚れや汗、油分や、食習慣などさまざまな原因が考えられるけれど、スマホの使用も、ニキビや肌荒れを引き起こす原因となる可能性があるのだそう。
皮膚科医のエイミー・ウェクスラーは、「携帯電話を長時間、顔に押しつけていると、肌が汗や熱、刺激を受けて、ニキビや肌荒れを引き起こす可能性がある」と米メディアRefinery29にコメント。
また、皮膚科医のデブラ・ジャリマンは、「携帯電話に蓄積している菌のほとんどは、目で見えるわけではない」と話し、スマホに付着した見えない菌が肌についていると米メディアWomen’sHealthでコメント。
日常では美肌のためにできるだけ肌を触らないようにしていても、スマホとなると知らずに顔に当ててしまうこともあるはず。そうしてスマホから肌についた菌が、肌荒れやニキビ肌につながる可能性があるという。
スマホから美肌を守る方法
そうはいっても、現代はスマホが手放せない。毎日使う携帯電話が原因になっているニキビや肌荒れから美肌を守る方法を紹介。
毎日拭き掃除をする
ジャリマン医師は「とくにニキビに悩まされているようなら、携帯電話を毎日拭いて掃除するようにして」とアドバイス。
スマホにどれだけ菌や汚れがついているかは目では確認しにくいけれど、画面を傷つけないマイクロファイバーの布や、除菌シートを使って、1日1回は必ず拭くなど習慣にすることが大切。
とくに、外出先でスマホを化粧室にまで持ち込んだり、あちこちに置いたりしているのであれば、かなり汚くなっている可能性大。清潔にするよう心がけてみて。
通話中の行動をチェック
無意識のうちに行なっている「通話中の癖」を見直すのも効果的。通話中に、顔に画面やスマホをくっつけているようなら、なるべく肌から離して使うように気をつけたい。
また、どうしても通話中に画面が肌に触れてしまうようなら、マイクがついたイヤフォンを使って物理的に画面を顔から離すこともオススメ。
肌を清潔に保つのは、美肌づくりの基本。スマホによる肌荒れは意識で防げるものなので、一度自分の「スマホ癖」をチェックしてみては。(フロントロウ編集部)