冬になると気になる鼻や口周りの「粉ふき」。肌がカサカサし、白っぽく粉を吹いてしまうと見た目だけでなく、化粧ノリもイマイチに。そんな冬の大敵「粉ふき肌」を改善し、みずみずしいうるおい肌に導くケア方法をプロが伝授。(フロントロウ編集部)

なぜ“粉ふき”は起こるの?

 冬は夏に比べて空気が乾燥しているため、肌の皮脂や水分が不足しがち。またセレブ御用達エステティシャンのブレーナ・ウィーラーによると、とくに鼻や目元、口周りは皮脂の分泌が少ないため乾燥しやすく、粉ふきが起こりやすい場所と米メディアByrdieにコメント。

画像: なぜ“粉ふき”は起こるの?

 粉ふきを予防するためには、しっかり保湿ケアをして乾燥を防ぐのはもちろんだけれど、それ以外にも注意すべきポイントがいくつかあるという。専門家が粉ふき肌を改善する3つのポイントを紹介した。

ポイント1.鼻まわりのケアは重点的に

 アレルギーや風邪で頻繁に鼻をかむ人は、とくに鼻まわりの保湿がカギ。ブレーナは、「頻繁に鼻をかむと周りの皮脂が取れて、乾燥が加速する」と話し、鼻まわりの粉ふきを予防するためには、普段の保湿ケアに加えて鼻まわりにクリームや乳液を塗って保護するようアドバイス。また、人によっては香りで気分が悪くなる人もいるので、無香料のものを選ぶのがオススメ。

画像: ポイント1.鼻まわりのケアは重点的に

ポイント2.乾燥が酷い時は「鎮静ケア」

 寒さや乾燥、紫外線のダメージによって肌の乾燥が酷い場合、なにより大切なのは肌にストレスを与えないこと。良かれと思って行なうピーリングや過剰な保湿ケアをすると肌にストレスを与えて、逆に粉ふきや肌荒れなど多くの肌トラブルを招くだけだとブレーナは説明。

画像: ポイント2.乾燥が酷い時は「鎮静ケア」

 乾燥が酷い時にブレーナがオススメしているのが、鎮静クリーム。「乾燥が酷い時は鎮静クリームを使うのが好き。とてもやさしく、乾燥やピリピリを押さえてくれる」と、バリア機能が低下した粉ふき肌には、低刺激で鎮静効果のあるものを選ぶべきとアドバイスした。

ポイント3.保湿は“やりすぎ”に注意

 粉吹き肌の人がもうひとつ陥りがちなのが、保湿ケアのしすぎ。確かに乾燥肌は保湿ケアに力を入れたいものだけれど、保湿ケアをしすぎると毛穴を詰まらせる原因になると専門家たちは言う。

画像: ポイント3.保湿は“やりすぎ”に注意

 エステティシャンのルネ・ルローによると、ポイントは保湿力の高さよりもこまめに塗ること。「こまめに塗っていれば、重たいものを選ぶ必要はない」と話し、また過剰にうるおいを与えないためにも、軽くてさっぱりした化粧水やクリームを使うのがオススメと明かした。

 ますます乾燥が進む本格的な冬は、粉ふき肌を繰り返さないためにも正しい保湿が大切。プロの意見を参考にスキンケアを見直してみて。(フロントロウ編集部)

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