メーガン妃や超有名セレブをクライアントに持つプロトレーナーが、年末から正月にかけてのホリデーシーズンをよりヘルシーに過ごすコツを伝授。(フロントロウ編集部)

年末年始の体重増加を防ぐコツ

 1年の疲れを癒しつつ、新たな1年の幕開けに備えて気持ちを整える年末年始。家族や友人との集まりも多く、楽しい行事が目白押しのこの時期は、食や生活スタイルの面でもどうしても羽目を外しがち。

 もちろん、年末年始くらいは好きな物を好きなだけ食べてのんびり過ごしたいものだけど、休みを終えて、思ったよりも体重が増えていたことにギョッとしてしまったという経験がある人も少なくないはず。

 そんなホリデーシーズンの思わぬ体重増加を防ぐためのコツをイギリス王室のメーガン妃をはじめ、ミシェル・オバマ元米大統領夫人、シンガーのリアーナ、リアリティスターのキム・カーダシアンら、そうそうたるセレブたちのボディづくり&健康維持に貢献したトレーナーのセバスチャン・ラグリーが教えてくれた。

セレブ御用達トレーナーのセバスチャン・ラグリー。

 セバスチャンが米Insiderに明かした6つのコツを紹介。


1. 「明日やろう」はNG

 食事制限にせよ、エクササイズにせよ、「明日やろう」、「明日から」と自分に言い訳をしてしまうのは、結果的に怠けグセがついてしまい、知らず知らずのうちに徐々に体重が増えてしまう原因に。

 「『明日やればいいや』と自分自身と守れもしない約束をする人も多いですが、ホリデーシーズンは、ほとんどの場合、その約束を守れる人はいません。このクセを捨てなければ、毎年体重は増える一方。去年のホリデーシーズンに増加してしまった体重を1年経っても落とせずにいる人がたくさんいます」とセバスチャンは語る。彼がクライアントたちに薦めているのは、現実的な目標を立て、年末年始中もできるだけブレずに従うという基本中の基本な方法だそう。

画像1: 年末年始の体重増加を防ぐコツ

2. 宴の前に少しお腹を満たしておく

 友人との飲み会や家族との食事には、美味しくて高カロリーなご馳走がずらり。そんな誘惑たっぷりの食卓に空腹の状態で臨むと、言うまでもなく食べ過ぎてしまう。

 セバスチャンいわく、ご馳走を食べる日があらかじめわかっている場合には、その1回の食事で摂取するであろう高カロリーの分、ほかの食事はヘルシーに収めるのが鉄則。さらに、宴の場に出かける前には、緑黄色野菜や全粒粉を使ったパンやパスタ、または蕎麦などの腹持ちがよく脂肪になりにくい低糖質な食品を食べて、ある程度お腹を満たしておくと良いそう。

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3. とにかく水をたくさん飲む!

 大皿料理やビュッフェスタイルなど、ついついおかわりしがちで限度を超えてしまいそうな食事の場合は、合間合間に水を飲んでお腹を膨らませることで食べ過ぎを防げる。たくさん水を飲むことで、早く満腹感を得られるだけでなく、自分があとどれくらい食べられるのか、それ以上食べる必要性はあるのかを見極める小休止にもなる。

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4. ストレスは禁物

 とはいえ、みんなが美味しそうに食事を楽しんでいる場で、自分だけ厳しい食事制限をしなくてはいけないというのは、かなりストレスが溜まるもの。セバスチャンは、すべての食事において節制すべきと指導しているわけではなく、ときには羽目を外すことも重要だと語っている。「(思いきり食べる機会をもつのが)1度だけなら、まったく問題はありません。何も悪い事は起きませんし、体だってちゃんと元に戻ります。何度も何度もそれを繰り返してクセになってしまうのが問題なのです」。

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5. ほんの数分でも良いから毎日運動を

 ご馳走を食べてお腹いっぱいになると、ジムに出かけたり、それまで毎日やっていたエクササイズプランをこなすのは億劫になってしまうもの。でも、そんなときでも、ほんの少しでもいいから体を動かして気分転換をすることが、正月太りを避ける重要なカギだとセバスチャンは話す。

 ヨガやピラティスのポーズ、もしくは、プランクや腹筋などゆっくりとした動きで筋肉を収縮させずに力を加えることで筋力を高める“アイソメトリック・エクササイズ”と呼ばれる緩やかなエクササイズがオススメだそうで、セバスチャンは「何時間もやる必要はありません。心拍数を上げるため、ほんの数秒でもいいのです」と1日にほんの数分でも良いから体を動かすことを推奨している。

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6. じっくりと時間をかけて

 正月太りしてしまったとしても、“即効ヤセ”を求めるあまり、SNSなどで見かけるハードすぎるエクササイズや怪しげなダイエット法に飛びつくのは危険。年末年始の数週間で数キロ増えてしまったなら、体重増加にかかったのと同じくらいの時間をかけて、無理せずゆっくりと体重を元に戻せるようなプランを立てて。

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 セバスチャンは「ゆっくり、節度をもってダイエットに取り組みましょう。いつもと違う奇妙なダイエットやエクササイズに手を出すと、体を痛めてしまったりする危険が伴います。ダイエットに関しては、“魔法の薬”なんていうものはありません。コツコツと根気強く続けていくしかないのです。ゆっくりで着実な方法がベストです」と、ストレスフリーなダイエットを気長に続けることを薦めている。

(フロントロウ編集部)

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