カイリー・ジェンナーがジャスティン・ビーバー主催のチャリティオークションで大盤振る舞い。カイリーが購入した規格外のアイテムって? (フロントロウ編集部)

「懐かしのアレ」に大金をはたく

 12月中旬に開催されたシンガーのジャスティン・ビーバーと妻でモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)主催のチャリティオークションに顔を出し、昔ながらの付き合いである俳優のウィル・スミスの長男ジェイデン・スミスとともにイベントを盛り上げたリアリティスターのカイリー・ジェンナーが、同オークションで意外なアイテムに大金をはたいていたことが分かった。

 カイリーが落札したのは、90年代に全世界でブームを巻き起こした米Ty社のぬいぐるみ、「ビーニー・ベイビーズ」をクリスタルで惜しげもなくデコった世界に1つだけのラグジュアリーなアート作品。

 胸元にクローバーのマークが施されたこのクマのぬいぐるみは、アーティストのダンライフ(Dan Life)による作品で、色違いで5体出品されたが、カイリーはグリーンをチョイスした。

 カイリーが全長24cmほどの大きさのこのぬいぐるみに支払った金額は、なんと1万2千ドル。日本円にして約130万円を支払って、80年代~90年代生まれの人々にとっては懐かしくてたまらないビーニー・ベイビーズのスペシャル版を手にした。

 ビーバー夫妻が所有するアートコレクションの中から、ヘイリーのウェディングドレスのデザインを手がけたオフホワイト(Off-White)のデザイナーのヴァージル・アブローや、日本が誇る世界的ポップアーティストの村上隆の作品などが出品された同オークションは、全収益が主に貧困家庭の支援を行なう非営利団体(NPO)の「LIFT(リフト)」とアート支援機関の「Inner City Arts(インナー・シティ・アーツ)」に寄付。援助を必要とする家族の生活のサポートや教育支援、地域の改善、若手アーティストの育成などに使われる。

 カーダシアン/ジェンナー家の家族たちとともに、日本でもdTVで独占配信中の人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演するかたわら、自身が監修するコスメブランドを大成功させ、若干21歳にして総資産が10億ドル(約1,100億円)を突破して“史上最年少億万長者”の称号を手にしているカイリー。

 そんな彼女にとっては、落札価格の130万円は「大金をはたく」という感覚では決してないかもしれないが、一般人にとっては、車一台買えてしまう金額をクマのぬいぐるみにポーンと費やしてしまえる金銭感覚はやはり理解不能。

画像: 一般的なビーニー・ベイビーズのクマのぬいぐるみの一例。

一般的なビーニー・ベイビーズのクマのぬいぐるみの一例。

 ちなみに、ビーニー・ベイビーズはクマ以外にもさまざまなデザインがあるが、現在ではプレミアがついている希少価値の高いものもあり、マニアたちの間で高額で取引されている。日本でも販売されていたアイテムなので、「そういえば、昔持っていたな…」という心当たりがある人は、探してみたら、時を経て、意外なお宝に変貌を遂げているかも?(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.