『キングスマン』を意識した衣装?
映画『ジョジョ・ラビット』でコメディ/ミュージカル部門 主演男優賞にノミネートされた12歳のローマン・グリフィン・デイヴィス。彼は今回惜しくも受賞を逃したが、授賞式で身に着けてきた衣装や装飾品が話題を呼んでいる。
会場で最も若いローマンが羽織ったのは、オレンジ色のジャケットに黒のボウタイ。
なんとこの衣装、第77回ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門 主演男優賞を受賞したタロン・エガートンが出演した2017年の映画『キングスマン: ゴールデン・サークル』で身に着けていた衣装のオマージュなのではないかとネットで大きな話題に。
両者を並べると、確かにそっくりなことが見て取れる。真相については不明だけれど、このことでローマンは賞レース以外でも注目を集めることに。
— Jojo Rabbit (@jojorabbitmovie) January 6, 2020
難民支援を示すバッチ「Choose Love」
さらにローマンは、レッドカーペットであるバッヂを身に着けてきたことでも注目されている。
それは、「愛のある選択(Choose Love)」と書かれたバッジ。
Roman Griffin Davis came dressed like Eggsy in Kingsman and then Taron Egerton complimented him and that's truly the dream pic.twitter.com/3k792fEx3h
— rachel leishman (@RachelLeishman) January 6, 2020
「Choose Love」とは、ヨーロッパや中東での難民支援のために改査閲された慈善ポップアップストアで、このサイトでは難民が必要としているブランケットやカバン、医療機器などが販売されており、これらを購入することで、直接難民の支援をすることができる。
イギリス人のローマンは、このバッヂを身に着け、イギリスで今最も大きな問題の1つである移民問題について、幼いながらにアピールをした。
ちなみに「Choose Love」は、ジェームズ・コーデンやジャミーラ・ジャミルなども活動への支援を表明している。
第77回ゴールデン・グローブ賞は無事終了。ハリウッドが次に控える大きな映画祭は、映画界の最高峰であるアカデミー賞授賞式となる。(フロントロウ編集部)