『フリーバッグ』2冠達成
ドラマ『フリーバッグ』は、第77回ゴールデン・グローブ賞のコメディ/ミュージカル部門で作品賞と主演女優賞を獲得。
主演・制作・脚本を務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジは、本作をきっかけに大ブレイクし、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の脚本にも大抜擢された。
ドラマ『フリーバッグ』は、2019年9月に開催された第71回エミー賞のコメディ部門で、作品賞や主演女優賞、監督賞、脚本賞など、6部門を受賞した人気作。
“フリーバッグ”とは、“不愉快で汚らしい人”という意味で、フィービー演じる主人公は性に貪欲かつ衝動のままに生きているため、周りから煙たがられることも。しかし、回を追うごとに彼女が人知れず直面している問題が明らかになっていくというストーリー。
なぜオバマ元米大統領に感謝した?
『フリーバッグ』は、バラク・オバマ元米大統領が、自身のツイッターで「2019年のテレビ」と称してアップしたお気に入りリストの1つに選んでいる。
Next up are my favorite movies and TV shows of 2019. Of course, there’s also American Factory, a film from our own production company, Higher Ground, that was recently shortlisted for an Oscar. Here’s the full list: pic.twitter.com/PEcgwotcxm
— Barack Obama (@BarackObama) December 29, 2019
実は本作シーズン1では、フィービー演じる主人公がなんとオバマ元米大統領の演説を“オカズ”に、彼氏の隣で1人プレイ。
今回オバマ元米大統領が挙げたのは『フリーバッグ:シーズン2』だったけれど、ネットでは「バラク・オバマ、『フリーバッグ』を見てた!」や、「シーズン2を挙げたってことは、もちろんシーズン1は愛してるに違いない」といったコメントが殺到。
『フリーバッグ』の公式ツイッターアカウントは、セクシーな画像と共に「両想い」とリプライした。
The feeling is mutual. #Fleabag pic.twitter.com/iniY8oxJh9
— Fleabag (@fleabag) December 29, 2019
一連の流れを汲んだフィービーは、授賞スピーチで「私たちをお気に入りリストに載せてくれたオバマに感謝したい」と述べ、「ご存じの方もいるかとは思いますが…彼はいつも私のお気に入りです」と付け加え、会場の笑いを誘った。
そして、「もしこのジョークが分からないなら、早く『フリーバッグ』のシーズン1を見て」と宣伝した。(フロントロウ編集部)