シャンプーは仕上げまで気を抜かない!
毎日のシャンプーによって髪の質感が変わったり、美髪になったりするため、シャンプーにはこだわっている人も多い。
けれど、美しい髪のためにせっかく丁寧にシャンプーをしても、良かれと思ったその仕上げで髪にダメージを与えてしまうNG習慣があるという。髪のプロが注意するその習慣とは?
NG習慣1:コンディショナーの量や時間がトゥーマッチ
コンディショナーをするとき、髪をしっかりケアしようと、ついコンディショナーの量を多めに使ったり、つけてから余分に時間を置いてしまうことがあるのでは?
しかし髪のプロによると、逆にそれがダメージにつながる可能性があるそう。
米ニューヨークでサロンも手掛けるスタイリストのジェイミーリン・レオンは、顧客の多くがコンディショナーを間違って使っていると明かし、「コンディショナーは、髪を整えて保湿するものだけれど、髪を柔らかくするものじゃない」と米メディアtheListにコメント。
コンディショナーをたっぷりつけたり、塗ってから長時間置いたからといって、髪がどんどん美しくなったり柔らかくなったりするものではないと説明した。
さらにジェイミーリンは、シャンプーと同様にコンディショナーにも硫酸塩が含まれているものが多いと指摘。そのため、コンディショナーはたっぷり塗ったり長時間つけたりするべきではなく、そのような行動がかえってダメージにつながる可能性があるとアドバイスした。
リッチなケアをしたいなら「特別なケア」をプラスして
しっかり髪をケアしたいのであれば、ジェイミーリンのオススメは週に1、2回のヘアマスク。髪に必要なタンパク質や栄養を与えることができるという。
また、セレブを手掛けるヘアスタイリストのバーノン・フランソワは、オイルを髪に塗る方法もオススメ。オイルのなかでも、アルガンオイルはしっかり髪にうるおいを与えるとアドバイスしている。
NG習慣2:濡れた髪を急いでとかす
塗れた髪を細いコームでといたり、絡まっているのにとかそうと引っ張ったりするのも、気をつけたほうがいいNG習慣。
ジェイミーリンは、「濡れた髪は思っている以上にダメージを受けやすい」とコメント。濡れた髪を強引にとかすことで、髪を引き裂いてしまうこともあるという。
毎日のことなので、ついおざなりにやってしまいがちだけれど、せっかくのシャンプーの効果が失われて髪にダメージを与えてしまうならもったいない。ジェイミーは、髪をとかすときは「髪を乾かしてからといたり、毛先から徐々に丁寧にとかすようにしてみて」と、濡れて弱くなっている状態の髪に強い刺激を与えたりしないよう念を押した。
シャンプー習慣は、洗い終わってからも髪にとっては重要な時間。見直したほうがいい習慣があれば参考にしてみて。(フロントロウ編集部)