『モービウス』予告編で一瞬映るスパイディ
原作コミックでスパイダーマンの敵として描かれたモービウスを単独映画化した映画『モービウス』から待望の予告編が公開され、大きな注目を集めている。
オスカー俳優のジャレッド・レトが主演を務める本作は、ソニー・ピクチャーズによって制作された作品であることから、トム・ホランドがスパイダーマンを演じるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のシリーズ映画『スパイダーマン』とは、ストーリーは全く別物。
しかし予告編では、『スパイダーマン:ホームカミング』でヴィランを演じたマイケル・キートンがサプライズ登場したことから、“大人の関係”で今まで共演できなかったソニー・ピクチャーズによる「スパイダーマン映画」とMCUの「スパイダーマン映画」がクロスオーバーする可能性が見えてきた。
そんななか、この予告編にはもうひとつサプライズが。ソニー・ピクチャーズは現在、スパイダーマンを実写で映像化できないことになっているのだが、予告編では、本来なら“映ってはいけない”スパイダーマンの姿が一瞬だけ映されていた。
それは、予告編2分10秒頃。囚人服らしき服を着たジャレッド演じるモービウスが路上を歩くシーン。
真剣な表情のモービウスが歩く壁沿いは落書きされており、そこには「MURDERER(殺人犯)」とスプレー書きされているスパイダーマンのポスターが。
このポスターは、トビー・マグワイアによる映画『スパイダーマン』の時の場面写真だが、ここで正真正銘スパイダーマンが“カメオ出演”を果たした。
これが映画『モービウス』にどう関係するのかは分からないが、ひょっとしたら本作で“禁断”とされていたスパイダーマンの存在が語られるかもしれない。(フロントロウ編集部)