祖父と孫? それとも父と子?
映画『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカス監督が、同シリーズのスピンオフドラマである『マンダロリアン』に登場して一躍フィーバーした「ベビーヨ―ダ」と対面した際の写真を、『マンダロリアン』の制作総指揮を手がけるジョン・ファブローがインスタグラムを通じて公開した。
なんのキャプションも無しに投稿された、ルーカス監督が『マンダロリアン』の撮影に使われたとみられるベビーヨ―ダの人形を大切そうに抱く写真には、ちょっとブレてしまっているにも関わらず、瞬く間に45万件を超える「いいね」が。
ちなみにこのベビーヨ―ダの人形は1体あたり約500万円だと言われている。
ルーカス監督が、ベビーヨ―ダを愛おしそうに見つめているようにも見えるこの1枚には、「おじいちゃんが孫を抱っこしているみたい」、「誇らしげなおじいちゃんだ」と言った声が寄せられている。
さらに、一般的には“ベビーヨ―ダ”という愛称で親しまれているこのキャラクターが、実際には、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する「ヨーダ」と同じ種類の生命体であり、『マンダロリアン』には「ザ・チャイルド」という正式名称で登場しているということを踏まえて、「ザ・ファーザー(シリーズの父)とザ・チャイルド(その子供)だね」という、奥深い解釈を口にするフォロワーも。
ルーカス監督は、これまで、ディズニー+(日本ではディズニーデラックス)で配信されているドラマ『マンダロリアン』について感想や意見などを口にしたことはなく、原作者として、どう感じているのかという点に注目が集まっていたが、ベビーヨ―ダとのほのぼのとした交流風景が公開されたことで、少なくともネガティブな感情は抱いていないようだということが明らかになった。
その愛らしい見た目から、海外で大人気となっているベビーヨ―ダ。その人気はコーヒーチェーンのスターバックスで「ベビーヨ―ダ・フラペチーノ」と呼ばれる裏メニューが考案されるほどで、『スター・ウォーズ』シリーズ史上久々の大ヒットキャラクターとしてファンを増やし続けている。(フロントロウ編集部)