ヴェトモン(Vetements)らしいランウェイが開催
フランスのパリで開催されたパリ・ファッションウィーク(Paris FashionWeek Men's Fall/Winter 2020)で、ヴェトモン(Vetements)がメンズの秋冬コレクションを発表。
創設者であるデムナ・ヴァザリアがブランドを離れて初となるコレクションは、もちろん注目の的に。しかしコレクション以外に、ある人達が話題となっている。
ランウェイを歩いていたモデルの顔をよく見ると…?
トップモデルのケイト・モスに、そっくり!
デムナの弟でブランドのCEOを務めるグラム・ヴァザリアは、米Vogueに「もちろん本物のナオミを起用したかったけれど、まだ若い企業として、その余裕はないんです」と話す。
すでにハイブランドとして名を馳せるヴェトモンにとって、それが事実かどうかは分からないけれど、これまでに自身の友人や従業員、そして無名のモデルたちをランウェイモデルとして起用してきたヴェトモンらしいショーに観客は沸いた。
一方で、薄暗い会場を通り抜けたそっくりさんたちを見た米Paperの記者は、当初モデルが本物かどうか分からなかったと告白する。
ナオミ・キャンベルのそっくりさんモデル。
とはいえ、グラムが今回のショーにかけた熱意は本物。「ファッション業界の最悪な部分を引っぺがしたかった」と語るグラムは、今回のショーに際して、観客が座る椅子はビアベンチ、照明は最小限に抑え、モデルのメイクも少しだけにして、「世界で1番環境に優しいショー」を作り出したという。
ランウェイには他にも、アンジェリーナ・ジョリー、スヌープ・ドッグ、マイク・タイソン、シャロン・ストーンのそっくりさんが登場した。
(フロントロウ編集部)