アカデミー賞前哨戦として重要な役割を担うSAG(全米映画俳優組合賞)が、日本時間2020年1月20日に開催された。ハリウッドセレブが一堂に会する祭典の舞台裏で見られたほほえましい瞬間を5つご紹介。(フロントロウ編集部)

SAGアワードとは?

 SAGアワードは、アメリカの映画俳優組合が開催する年に1度の映画の祭典。

 アカデミー賞を選考するアカデミー会員とメンバーが重なっていることが多いため、アカデミー賞の前哨戦として重要視されている。

 俳優の活躍を祝うSAGアワードには、さまざまなハリウッドセレブが集結し、交流する姿を見せてくれる。

画像: SAGアワードとは?

 そんな映画祭で、TVカメラには映らなかったほほえましい5つの瞬間をご紹介!

1、ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープのツーショット

 映画『アイリッシュマン』に主演した76歳の俳優ロバート・デ・ニーロとドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』に出演した70歳の俳優メリル・ストリープという大御所俳優のビッグすぎるツーショット。

 2人はこれまでに映画『ディア・ハンター』(1978)、『恋に落ちて』(1984)、『マイ・ルーム』(1996)、『ザ・グッド・ハウス』(2015)などで共演経験がある。

 ロバートは今回のSAGで生涯功労賞を授与された。

2、大好きなフットボール・チームの帽子をかぶったブラッド・ピット

 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で助演男優賞を受賞し陽気なスピーチを繰り広げたブラッド・ピット。元妻のジェニファー・アニストンとのツーショットが注目される傍ら、レッドカーペットではファンに投げられた“カンザスシティ・チーフス”のキャップを被って嬉しそうにしている姿もキャッチされた。

 なんといってもブラッドはアメリカンフットボールのチーム、カンザスシティ・チーフスの大ファン。じつはこのチーム、SAGの授賞式の数時間前に50年ぶりの優勝決定戦進出が決定していた。

画像: 2、大好きなフットボール・チームの帽子をかぶったブラッド・ピット

 ブラッドが陽気そうだったのは、もしかしたらカンザスシティ・チーフスの歴史的勝利も関係していたのかもしれない。

3、『ジョジョ・ラビット』子役ローマン・グリフィン・デイビス、男の子とセルフィー

 12歳の俳優ローマン・グリフィン・デイビスは、爪にオレンジ色のマニキュアを塗って登場。映画『ジョジョ・ラビット』のキャスト賞の1人にノミネートされていたローマンは、同じぐらいの年の男の子に写真をねだられ、嬉しそうにセルフィーをとった。

 これは、間違いなくSAGで一番かわいい瞬間に。ゴールデン・グローブ賞の際もオレンジ色のスーツでキメていたローマン。もしかしたらオレンジ色が好きなのかもしれない。

画像: 3、『ジョジョ・ラビット』子役ローマン・グリフィン・デイビス、男の子とセルフィー

4、『パラサイト 半地下の家族』監督のポン・ジュノがガッツポーズで大喜び

 SAGの最高賞であるキャスト賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』チーム。監督のポン・ジュノは自身のクルーたちの栄誉を喜んで舞台裏で叫びながらガッツポーズをした。

 『パラサイト』の受賞は、同部門で外国語映画が初めて賞を獲得したという歴史的快挙。数々のハリウッド俳優はこれを祝して、スタンディングオベーションで『パラサイト』キャストたちを祝福した。

画像1: 4、『パラサイト 半地下の家族』監督のポン・ジュノがガッツポーズで大喜び

5、『マーベラス・ミセス・メイゼル』のアレックス・ボ―スタインはトロフィーを味見

 アンサンブル賞を受賞した『マーベラス・ミセス・メイゼル』のメインキャストの1人、アレックス・ボースタインは受賞したトロフィーをぺろりと舐めて味見。

画像2: 4、『パラサイト 半地下の家族』監督のポン・ジュノがガッツポーズで大喜び

 アレックスは自身の出演作で受賞しながらも、スピーチで「私は『フリーバッグ』に投票したわ!」と明かし爆笑を誘った。

(フロントロウ編集部)

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