2020年度の第62回グラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされた、シンガーのマギー・ロジャースを特集。(フロントロウ編集部)

ファレル・ウィリアムスが絶賛

 マギー・ロジャースのキャリアの始まりは、バズった1本のビデオ。

画像: ファレル・ウィリアムスが絶賛

 マギーは2016年、通っていたニューヨーク大学でシンガーのファレル・ウィリアムス主催のマスタークラスに参加。マギーが課題として提出した楽曲「Alaska」を聴いたファレルは言葉を失うほど感動し、目を潤ませながら、その才能を絶賛した。

 その様子がインターネットにアップロードされて、大きな話題に。それからマギーは、自身が影響を受けたというフォーク音楽と自然環境の音を盛り込んでレコーディングし、同曲を収録したEP『Now that The Light Is Fading』をリリースした。

2017年に初来日、テイラーやオバマ元大統領夫人もファン

 2017年にEP『Now that The Light Is Fading』をリリースしたマギーは、その年のフジロックで来日。その後シングルを数曲リリースし、2019年1月にデビューアルバム『Heard It in a Past Life』を発表した。

画像: 2017年に初来日、テイラーやオバマ元大統領夫人もファン

 現在25歳のマギーだけれど、すでにセレブからのラブコールは熱い。2018年には、マギーがテイラー・スウィフトの楽曲「Tim McGraw」をカバーしたことでテイラー本人が反応。「このカバーは美しい」とインスタグラムに投稿した。

画像: www.instagram.com
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 また、アメリカのミシェル・オバマ元大統領夫人が、自身の2019年夏のプレイリストにマギーの楽曲「Burning」を追加して、ファンであることを公言している。

天真爛漫な性格も魅力

 順調に音楽のキャリアを歩み始めたマギーの魅力のひとつは、その天真爛漫さ。今回グラミー賞にノミネートされたことを知ったマギーは、歯を磨きながらダンス。喜びの舞いを披露。

 別の日には、ビールを手に口をあんぐり開けるキュートな変顔を公開。

 マクドナルドの袋を抱きしめながら、ベッドに横たわるマギー。

 フィルムカメラで撮影されたような、ぬくもりを感じるマギーの日常が気になる人はインスタグラム覗いてみて。

マギー・ロジャースのおすすめ3曲

 これからさらに音楽界を盛り上げることが期待されるマギーの楽曲から、おすすめの3曲をピックアップ。

「Alaska(アラスカ)」

 マギーの音楽をまず聞くなら「Alaska」。透明感のあるメロディーと彼女の伸びやかな歌声を聴くと、空を見上げて ホッとひと息つきたくなる。


「Dog Years(ドッグ・イヤーズ)」

 “dog year”とは、人間が過ごす7年が犬にとっては1年であることを意味する言葉。YouTube上のコメント欄には、亡くなった自分の犬のことを考えて泣いてしまったというコメントも並ぶ、心に響く1曲。


「Light On(ライト・オン)」

 メリーランド州の田舎町に育ち、自然が大好きだというマギー。自然の大きさを感じさせるMVに、心地よいメロディーと清々しい歌詞がピッタリ。

(フロントロウ編集部)

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