ドラマ『ARROW/アロー』で主人公を務めるスティーヴン・アメルがインタビュー中にパニック発作を発症。インタビューは中止され、2週間後に再収録した際、精神的に弱っていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

不安と戦うスティーヴン・アメル

 スティーヴン・アメルはDCコミックス原作ドラマ『ARROW/アロー』で主人公のオリバー・クイーン(アロー)を演じた俳優。

画像: ©Jack Rowand/TNS/Newscom

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 アローは2012年に放送開始。2020年1月からアメリカ本土で配信されているシーズン8でシリーズ終了が決定している。

 スティーヴンは、マイケル・ローゼンバウムのポッドキャスト『インサイド・オブ・ユー』でのインタビューで、7年間にわたって演じてきたキャラクターに別れを告げるのは心の整理がつかないと感じていることを明かした。

画像: 不安と戦うスティーヴン・アメル

 そう語った直後、スティーヴンは体調不良を訴えた。

 「ここは暑いのかな?それとも俺が汗をかいているだけ?」と言ったスティーヴンのためにマイケルは窓を開けようとしたけれど、スティーヴンは“病気の可能性”を訴えたという。

病気と正直に向き合うスティーヴン・アメル

 スティーヴンはこのあとインタビューをキャンセル。“再びインタビューをする”ことを約束して帰っていったことに対し、ホストのマイケルはスティーヴンの誠意ある対応を褒めたたえた。

 そして2週間後、リフレッシュしたスティーヴンは再びインタビューを受けた。

画像: 病気と正直に向き合うスティーヴン・アメル

 スティーヴンいわく、彼は『ARROW/アロー』終了後に気持ちを整理する時間がとれておらず、前回番組に出演した際にその話に具体的に触れたことで、不安定な気持ちがドッとあふれ出たという。

 さらに、今回のインタビューの前には病院に行き、医師に身体的な異常がないことを確かめてもらったそうで、「(身体的に)何も問題がないことに気づいたとき、『オーマイゴッド、(問題は)頭の中にあったんだ』と気づいたよ」と、自身が抱えるメンタルヘルス面での不安定さに気づけたことを明かした。

 スティーヴンは2度目の出演では、自分に何が起きたかを説明することができ、最近では妻と会話したり、瞑想をしたり、運動をしたりすることでセルフケアをしていると明かした。

 その後スティーヴンは自身のツイッターで前回のポッドキャストの様子を参照しながら、「本当に精神の健康が悪かったけれど、よくなってきたことを嬉しく思う」と報告した。(フロントロウ編集部)

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