強くてかっこいい!チャーリーズ・エンジェルの歴史
『チャーリーズ・エンジェル』は、3人の強くてかっこいい女性が事件を解決する物語。
もとは1973年にアメリカのABCネットワークで放送されていたテレビドラマで、日本では『地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル』というタイトルで1977年に放送された。
パワフルなキャラクターが魅力の本作は、2000年にキャストを刷新して映画化。全米初登場1位を記録する大ヒットとなり、2003年にはその続編『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』が公開され、2作品の世界興行収入は約550億円を突破した。
そして2020年、そのリブート作品となる映画『チャーリーズ・エンジェル』が、再び公開される。
歴代『チャーリーズ・エンジェル』のキャストは?
『チャーリーズ・エンジェル』の主人公は、“チャーリー探偵事務所”で働く3人の女性探偵。物語の中で変装をしたり、アクションシーンを見せたりしながら事件を解決するのが見どころの1つ。
しかし肝心のチャーリーは顔を見せない。これもまた『チャーリーズ・エンジェル』の特徴。
初代ドラマ版『チャーリーズ・エンジェル』ではケイト・ジャクソンがサブリナ・ダンカン、ファラ・フォーセット・メジャーズがジル・マンローを、ジャクリーン・スミスがケリー・ギャレットを、シェリル・ラッドがクリス・マンローを、シェリー・ハックがティファニー・ウェルズを、タニア・ロバーツがジュリー・ロジャースを演じた。
ドラマ版は1976年から1971年という長期間にわたって撮影されたため、時期によって登場メンバーは違うけれど、ひとつのシーズンに登場するメンバーは3人だけ。このなかでも、ジャクリーン・スミスは5シーズンすべてに登場した。
2000年と2003年の映画版では、キャメロン・ディアスがナタリー・クックを、ドリュー・バリモアがディラン・サンダースを、ルーシー・リューがアレックス・マンディを演じ、当時の最新技術だったVFXやワイヤーアクションも多用され、よりド派手な作品にアップグレードした。
そして2020年2月21日に日本公開される映画でエンジェルたちを演じるのは、映画『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワート、映画『アラジン』のナオミ・スコット、新人俳優のエラ・バリンスカの3人。
今を時めく俳優と期待の新人のコラボレーションに期待値はうなぎのぼり!
もともと『チャーリーズ・エンジェル』というタイトルではなかった
『チャーリーズ・エンジェル』はもともと『The Alley Cats(路地猫)』というタイトルで計画されていた。
しかし、一部からタイトルに反対する声が。そこで、出演者のひとりであるケイト・ジャクソンが作品中には姿を見せない事務所の所長、“ハリー”にちなんで『ハリーズ・エンジェル』という名を提案した。
同時期に放送されていた探偵ドラマ『追跡者ハリー・オー』との混同を避けるために、“ハリー”を“チャーリー”に変え、最終的に『チャーリーズ・エンジェル』になったという。
もしかしたら『路地猫』になっていたかもしれない『チャーリーズ・エンジェル』の最新映画は、2020年2月21日に日本全国ロードショー。(フロントロウ編集部)