“Netflix史上最も視聴されたシーズン1”と公式発表されたドラマ『ウィッチャー』。一体どんなストーリーで、誰が出ているのかなど、作品の情報と魅力をたっぷりご紹介。(フロントロウ編集部)

『ウィッチャー』とは?

 『ウィッチャー』は、Netflixオリジナルドラマ。全8話で制作されたアクション満載のダーク・ファンタージで、現在シーズン1まで配信済み。

 本作は、Netflixの決算報告書によって、配信4週間で7600万世帯が視聴し、“Netflix史上最も視聴されたシーズン1”という記録を打ち立てた。

 原作は、ポーランドの小説家アンドレイ・サプコフスキによる小説で、『ウィッチャー』シリーズとして日本語にも翻訳され、早川書房から5巻まで刊行されている。全世界での発行部数は、なんと300万部以上。

画像: 『ウィッチャー』とは?

 ウィッチャーとは、もともと東欧・中央のスラヴ神話に登場する男の魔法使い“ウィッチャー”を題材にした物語。ドラマ『ウィッチャー』では、主人公ゲラルトが邪悪な魔物を倒しながら旅をつづける様子が描かれている。

 架空の王国やエルフ、ドラゴンなど、ファンタジー作品ならではの要素を舞台に“魔法剣士”ゲラルトがさすらう姿は、多くの視聴者を魅了。『ロード・オブ・ザ・リング』や『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界観が好きな人にもお勧めしたい1作。

『ウィッチャー』のメインキャストは?

 主人公のゲラルトを演じるのは、『マン・オブ・スティール』や、『コードネーム U.N.C.L.E.』のヘンリー・カヴィル

画像1: 『ウィッチャー』のメインキャストは?

 『ウィッチャー』でヘンリーは鍛え上げられた肉体を惜しげも無く披露。ゲラルトは無口でクールそうなキャラクターに見えるけれど、実はよくしゃべり、友情に熱く、照れ屋というギャップ萌えなところも。

画像: ©Nerflix

©Nerflix

 ヘンリーは、『ウィッチャー』の原作をすべて読んでいて、ゲーム版である『ウィッチャー3 ワイルドハント』も2回クリアしているというウィッチャーオタク。

 王女のシリラを演じるのは、18歳の駆け出し俳優、フレイヤ・アーラン。フレイヤは2017年ごろから俳優活動を始めたばかりにもかかわらずメインキャストに抜擢されたブレイク間違いなしの期待の新人。

画像2: 『ウィッチャー』のメインキャストは?

 160cmという小柄な身長をうまく活かし、まだ少女の面影残るシリをみごと好演している。

 魔女のイェネファーを演じるのは、アーニャ・シャロトラ。アーニャはこれまで舞台中心に活動していたけれど、スクリーンに転身したのは2018年。

画像3: 『ウィッチャー』のメインキャストは?

 実写映画では初めてのメインキャストとなった『ウィッチャー』では、映画出演経験がほとんどないとは思えない圧巻の演技を見せてくれる。

 ゲラルトにつきまとう吟遊詩人のヤスキエルを演じるのは、ジョーイ・ベイティ。原作ではダンデリオンという名で呼ばれているキャラクター。

画像4: 『ウィッチャー』のメインキャストは?

 『ウィッチャー』では、吟遊詩人らしく歌を披露しているジョーイは、映画『ライオット・クラブ』や『リヴァプール、最後の恋』などに出演経験がある27歳の俳優。

 その他にも、北欧俳優マッツ・ミケルセンの兄ラース・ミケルセンや、映画『ジュディ 虹の彼方に』に出演しているロイス・ピアソンなど多くのキャストが参加している。

『ウィッチャー』の見どころは?

 『ウィッチャー』の見どころは、なんといっても驚きのストーリー構成。

 序盤は耳慣れない地名や人名、用語が多いため、世界観についていくのが大変な人もいるかもしれない。けれども、エピソードを追っていくごとに物語が整理され繋がっていくため、どんどん面白さが増していく。

 モヤモヤと疑問に思っていたことが次第に明確になり「スッキリ感」が生まれるところがたまらない。

 アクションも迫力満点で、謎と冒険に満ちたストーリーを楽しみながら、諦めずに最後まで見るのがオススメ。

 また、ドラマの冒頭に映るドラマのロゴにも“ある仕掛け”が。毎回注意深く見ていくと、最後にその意味が分かる。

 さらにドラマ『ウィッチャー』では、女性キャラも大活躍。戦で返り血を浴びながら勇ましく戦う女傑や、女性が受ける困難な状況を己の手で打開しようとする魔女など、たくましくアグレッシブに生き抜く姿が描かれている。

ゲーム版『ウィッチャー3 ワイルドハント』はカルト的人気作

 『ウィッチャー』は小説が原作でありながらも、ゲームとしての認知度が高い。2015年に発売された『ウィッチャー3 ワイルドハント』はその年のゲームアワードでゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得。

 ゲームソフトの出荷本数は2016年の時点で1000万本を超えており、日本でも約40万本の売り上げを記録している。

画像: ゲーム版『ウィッチャー3 ワイルドハント』はカルト的人気作

 しかし、ドラマ『ウィッチャー』は、ゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』をプレイしていない人でも安心して観ることができる。

 なぜなら、ドラマ『ウィッチャー』のストーリーは、ゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』のストーリーよりもだいぶ昔のことを描いており、ゲームとは直線関係がないため。

 ちなみに、ゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、PS4、NintendoSwitch、Windows、Xbox Oneなどさまざまなプラットフォームでプレイ可能。ゲームの1作目『ウィッチャー』や2作目の『ウィッチャー2 王の暗殺者』をプレイしていなくても楽しむことができる仕組みになっている。

 面白い要素がたくさん詰まったNetflixオリジナルドラマ『ウィッチャー』は、現在シーズン1が配信中。シーズン2もすでに制作が決まっており、配信は2021年を予定している。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.