元NBA選手のコービー・ブライアントが、ヘリコプターの墜落事故で命を落とした前日に、“コービー越え”を達成したレブロン・ジェームズ選手が、コービーが他界する数時間前に電話で会話していたことがわかった。(フロントロウ編集部)

レブロン・ジェームズがコービーを追悼

 NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション/米プロバスケットボール協会)の元スーパースター選手で、現役時代はロサンゼルス・レイカーズに所属していたコービー・ブライアント(41)が、ヘリコプターの墜落事故に遭いこの世を去った。

画像1: レブロン・ジェームズがコービーを追悼

 コービーが乗っていたヘリコプターには、プロバスケットボール選手になることを夢見ていたコービーの13歳の娘ジアナも同乗しており、2人を含む乗客9人が死亡した。

 世界中を激震させたニュースから一夜明け、コービーが所属していたレイカーズの現役スターであるレブロン・ジェームズが、コービーの追悼コメントを自身のインスタグラムを通して発表。

画像2: レブロン・ジェームズがコービーを追悼

「まだ受け入れられないけど、やってみるか。この投稿で何か書こうとしているけど、あなたとジジ(※コービーの娘)、僕たちの友情/絆/兄弟愛を思うと毎回泣いてしまう。
日曜日の朝、フィラデルフィアからLAに戻る時にあなたの声を聞いたばかりだった。それが最後の会話になるとは1ミリたりとも考えもせずに。心がボロボロだよ、ブラザー。アニキ、愛している。
ヴァネッサと子供たちを思っています。あなたのレガシーを受け継ぐことを約束するよ!僕たちにとってあなたは特別な存在です。とくにレイカーズのファンにとって。そして、これを背負い、走り続けることが僕の責任だ!! 天国から応援して、僕を見守っていて!ここには仲間がいるから。もっともっと言いたいことがあるけど、今はつらすぎて無理だ。 また会う日まで、ブラザー!!」

 レブロンもコメントで語ったように、彼はコービーが急逝する数時間前に言葉を交わしていた。

 レイカーズのチームメイトと一緒にいたレブロンは、電話でコービーと会話していたといい、これがレブロンと周りにいたチームメイトが聞いたコービーの最後の声となった。

 その数時間後、レブロンはチームメイトと共にロサンゼルスに戻るフライトの中でコービーの訃報を知ったという。ロサンゼルス国際空港の滑走路に降りてきた時のレブロンを映した動画には、ひどく傷心しティッシュで涙をぬぐう姿が映されていた。

コービー越えしたばかりだった

 コービーの後輩にあたる35歳のレブロンは、悲劇的な事故が起きる前日に行なわれたレイカーズVSフィラデルフィア・セブンティシクサーズの試合で29得点を決めた。

 これによって、レブロンの通算得点が3万3,644点となり、通算得点の歴代3位で3万3,643点を記録したコービーの得点を1点上回り、3位に浮上。尊敬する先輩選手であるコービーの記録を打ち破った。

 こうした歴史的快挙の成し遂げたことから、コービーはレブロンとの電話で彼の功績を祝福したという。 

画像: コービー越えしたばかりだった

コービーとの思い出

 尊敬する先輩の訃報を聞く直前に“コービー越え”を達成したレブロンは、試合直後に10代の頃にコービーからバスケットシューズをプレゼントされ、サイズが合わなかったにもかかわらず無理やり履いたという、コービーとの微笑ましいエピソードや、初めてコービーと同じコートに立った時の興奮などを明かしていた。

 また、高校生の時に本気でプロを目指すきっかけになったのもコービーの存在があったからだと語ったレブロンは、かつて「偉大になりたければ、そうなれるように努力しろ。努力に代用はない」という、努力の鬼と言われたコービーらしい名言をもらったことも話した。

画像: コービーとの思い出

 尊敬するコービーを超えた直後の気持ちをレブロンはこうも話し、コービーに敬意を表していた。

「物語としてはできすぎている。理にかなっていない。手短に話すと、今僕はレイカーズのユニフォームを着て、彼の出身地であり、僕にスニーカーをくれた場所であるフィラデルフィアにいる。非現実的だよ。意味がまったく分からない。だけど、運命は人生にいろんな軌跡を残していて、正しい道を歩み、一生懸命努力すれば、物事が自然に起きることがあるのかもしれない。理屈では説明できなくても、そういうことが起こるんだ。質問でコービー・ブライアントについて聞かれること自体嬉しい。彼は僕がプレーした最高のバスケットボールプレイヤーで、史上最高のレイカーズの選手だ」

 そして、コービーが生前残した最後のツイートは、「レブロンがゲームを前進させ続けている。尊敬するぜブラザー」と、自身の記録を抜いたレブロンに宛てたものだった。

(フロントロウ編集部)

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