海外ではいま、スキマのある抜け感たっぷりの前髪「フリンジバング」がトレンド。オシャレなセレブも続々と取り入れているトレンド前髪の特徴と、上手にスキマをつくるコツを海外のプロが伝授。(フロントロウ編集部)

今季は“前髪アリ”が断然かわいい!

 近年のレトロブームの影響もあり、世界中で“前髪アリ”のヘアスタイルが大流行。ヘアスタイリストのマーク・タウンゼントは、今年は前髪が大ブームになると予想し、「前髪を作って損をすることはない」と米メディアRefinery29にコメント。

 そんな前髪スタイルのなかで、いま海外で注目を集めているのが「フリンジバング」

 フリンジバングとは、ファッション用語の“フリンジ”のような、束感のある前髪のことを指し、おでこが程よくすけて見え、前髪に動きが出やすいのが特徴。セレブをはじめ多くのオシャレ女子が取り入れていることで話題になっている。

魅力たっぷりの「フリンジバング」

 フリンジバングの最大の魅力は、なんといっても、手入れが楽なところ。本来、前髪は数ミリで印象が変わってしまうため、こまめなメンテナンスが必要だけれど、フリンジバングは伸びても可愛い! マークは、「この前髪だと、3週間ごとにカットする必要がないから、忙しい人にもオススメだよ」と明かした。

 また前髪のアレンジがしやすいのも、フリンジバングの魅力のひとつ。ストレートヘアのストンとしたシルエットを楽しむのも良いし、女優のキャリー・マリガンのように前髪をすこしカールするだけでも、また違った雰囲気が楽しめるとマークは言う。

画像: 女優のキャリー・マリガン

女優のキャリー・マリガン

前髪に“スキマ”をつくるテク

 そんなフリンジバングの肝は、抜け感ある“スキマ”。ヘアスタイリストのハンナ・マンフォードいわく、前髪は思っているよりも早く乾くため、お風呂を上がったら、まず前髪を乾かすのが最優先。根元にクセがつかないようにヘアドライヤーと円形ブラシで整えたら、毛先に軽くスタイリング剤をつけて束感を作る。これでフリンジバングの出来上がり!

 またハンナは、「もし脂っぽくて前髪がべたついちゃう人は、ドライシャンプーを使うのも良い」とアドバイス。ドライシャンプーがない場合は、フェイスパウダーで代用するのもオススメ。

画像: シンガーのセレーナ・ゴメス

シンガーのセレーナ・ゴメス

 抜け感とオシャレ感を兼ね備えた話題の「フリンジバング」。取り入れやすくてメンテも楽だから、ちょっと前髪を作ってイメチェンしたい人は参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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