『ロキ』の撮影で黒髪復活
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画でヴィランとヒーローの両方を演じたロキを主人公にした新作ドラマ『ロキ(Loki)』がディズニー+で配信される。
2021年春の配信スタートに先駆けて着々と撮影が進んでいるなか、ロキ役トム・ヒドルストンが自らスタントをこなす撮影の様子をインスタグラムにアップした。
アクションの合図と同時に大ジャンプを披露したトムは、華麗に着地するかと思いきや…、ジャンプの振動で前にバウンドしながら倒れ込んでしまった。
盛大に大コケしたトムだが、投稿には「準備は順調に進んでいるよ」と冗談交じりにコメント。ひょっとしてこれも演技のうち…?
トムが演じるロキは、MCUの『マイティ・ソー』シリーズと『アベンジャーズ』シリーズに出演。クリス・ヘムズワース演じるアスガルド王国の王子ソーの血のつながらない兄弟として描かれた。
映画『アベンジャーズ』では、アベンジャーズと地球を脅かす恐ろしいヴィランとして登場するも、次作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以降、心改めソーとともに戦うヒーローに転身。歴代のMCU映画で2度も死んだことがあるのに、熱狂的なファンのおかげもあり、単独ドラマ化まで決まってしまうという、かなり特殊なキャラクターなのがロキ。
ディズニー+では、『ロキ』のほかに、『キャプテン・アメリカ』シリーズに深く関連するドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』(2020年8月配信)、『ドクター・ストレンジ』の続編に出演するスカーレット・ウィッチが出演する『ワンダヴィジョン』(2020年配信)、MCU史上初のアニメでアイアンマンが登場する『ホワット・イフ』(2021年夏配信)、ホークアイによる単独ドラマ『ホークアイ』(2021年秋配信)、キャプテン・マーベルに関連する『ミズ・マーベル』、女性版ハルクが主人公の『シーハルク』、『ムーンナイト』といった、MCUの世界観を共有するマーベルドラマの配信を控えている。(フロントロウ編集部)