約4年ぶりの来日公演を行なったクイーン+アダム・ランバートが、日本公演だけ特別な楽曲を用意していた。(フロントロウ編集部)

日本では「あの楽曲」が歌われた

 2016年に武道館で公演を行なって以来、約4年ぶりとなる日本での公演を行なったクイーン+アダム・ランバート。今回はバンド史上最大規模の来日公演ということもあり、さいたまスーパーアリーナ、京セラドーム、ナゴヤドームと3ヵ所で公演を行なった。

 クイーンの歴代の名曲をアダムが歌い上げ、観客を熱狂の渦に巻き込んだ公演だったけれど、じつは、日本公演だけのサプライズがあった。

 それは、日本語の歌詞が出てくる「Teo Torriatte」と、CMソングとして起用され木村拓哉が主演を務めたドラマ『プライド』の主題歌になったことから日本での人気が高い楽曲「アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー」の2曲を歌ったということ。

 これまでアメリカで20公演以上行なってきた今回のラプソディ・ツアーだけれど、「Teo Torriatte」と「アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー」は、1度も歌っておらず、日本のために新たにセットリストが組まれ、日本のファンだけにサプライズでプレゼントされた。

 「Teo Torriatte」は、ブライアン・メイのギターに合わせ、会場に来ていたファンが大合唱。そして日本公演でのみのスペシャルパフォーマンスとなった「アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー」は、アダムの伸びやかな声と共に会場全体が一緒に歌った。

 昔から日本のことを特別な国と言っているクイーン。彼らからのサプライズプレゼントは、約4年間待っていた日本のファンにとって特別なものになったはず。(フロントロウ編集部)

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