人気シンガーのジャスティン・ビーバーの「完璧主義者」な一面が、素顔に迫るドキュメンタリー番組で本人や近しい人たちの口から語られた。(フロントロウ編集部)

つねに完璧を求める姿勢に妻も感心

 2015年11月発売の前作『パーパス(Purpose)』以来、約4年ぶりとなるニューアルバム『チェンジズ(Changes)』を2月14日に発売するジャスティン・ビーバーの素顔に迫るドキュメンタリー番組『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ(Justin Bieber : Seasons)』の第2話が、現地時間の1月29日からYouTubeで配信がスタートした。

 「ビーバー復活(Bieber Is Back)」というタイトルがつけられた第2話では、スタジオでアルバムのレコーディングを行なう姿に密着。そのなかでマネージャーのスクーター・ブラウンや、妻でモデルのヘイリー・ビーバー、さらにジャスティン本人の口からジャスティンが「完璧主義者」だということが明かされた。

 私生活でも「これをやっちゃだめ」「これをしなきゃだめ」といった、自分のなかの細かいルールがあり、その通りにならないと気が済まないというジャスティン。曲作りの場においても、何事も完璧じゃないと気が済まない性格がいかんなく発揮されており、少しでも“気に入らない”と思ったら、たとえすべてのパートを録り終えたあとだったとしても、何度でもレコーディングし直すそうで、これまですべてのアルバム&楽曲でそのようなスタンスを取ってきたのだとか。

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 そこまでして完璧を追求する理由についてジャスティンはこう語っている。

 「みんなには僕が何度も歌い直しをする理由がわからないかもしれないけど、完璧じゃないと気が済まないんだ。だって、完成したアルバムを作り直すことはできないから。一度世に出たらそれまで。だから完璧じゃないといけないんだ」

 一緒に仕事をするスタッフはひと苦労だが、アーティストしては100点満点の答え。1枚1枚のアルバムに込められたジャスティンの強い思いに、ファンからは「ジャスティンのことをもっと好きになった」といった好意的なコメントが多く寄せられている。

 ちなみに、『チェンジズ』を制作しているあいだ、近くでずっとジャスティンのことを見守ってきた妻のヘイリーは、そんなストイックなジャスティンの姿を見て、「自分のゾーンに入って何かに打ち込んでいる時の彼はレベルが違う」と感心したことを打ち明けている。(フロントロウ編集部)

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