テレビ映画『ディセンダント』シリーズの出演で知られるダヴ・キャメロンが、ディズニー・チャンネルで活躍していた当時に経験した栄光と苦悩を振り返った。(フロントロウ編集部)

ダヴ・キャメロンがディズニー・チャンネル時代を回想

 俳優でシンガーのダヴ・キャメロンは、ディズニー・チャンネルのテレビドラマ『うわさのツインズ リブとマディ』やテレビ映画『ディセンダント』シリーズに出演後、ミュージカル『Clueless』や『The Light In The Piazza』の舞台に立ち、2019年には念願のソロシンガーデビュー。これまでにシングル4曲をリリースしている。

画像1: ダヴ・キャメロンがディズニー・チャンネル時代を回想

 16歳でキャリアをスタートさせたダヴは、自身をブレイクさせるきっかけとなったディズニー・チャンネル時代を振り返り、米Create & Cultivateに語った。

「この業界に入った当初は、私の人生のなかでも最も素晴らしい時間だった。一方で最悪で信じられないような苦しい戦いを経験していたけれど。とても楽しかったし、自分がどんな人間なのか、どんな才能を持っているのかを探りながら、初めて恋に落ちて、私が今いる新しい世界に連れてきてくれたの」

「その間私は、父の死や深刻な拒食症や過食症、それから新たな名声や世界から注がれる注目によっての不安、最終的にとても不健康になってしまった人間関係と向き合ってきた」

 ディズニー・チャンネル・スターとしてブレイクしてから、順調にその道を歩んできたように見えるダヴ。しかし、自身が辿ってきた道は決して平坦ではなかったことを明かし、さらにこう続けた。

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「この時間のなかで経験したすべてのこと、そして仕事と私生活において今日に導いてくれたこの年月は、私の今のキャリアと人生の準備期間だったのだと思う。疑うことなしに、今私は、生きてきたなかで最も強く、仕事にも熱心でいられて、なにも怖いことはないと言える。すべてが魔法のようだったとは言わないけれど、今いる場所と私が成長したこの姿のために、それらは必要だったのだと思う」

 ダヴは、輝かしいキャリアの裏で乗り越えてきた数々の苦悩を“準備期間”と表して、今の自分に成長させてくれたのだと過去を振り返った。

 これからさらなる活躍が期待されるダヴは、今年4月にニューヨークとロサンゼルスで単独公演が決定するなど、順調にソロアーティストとしてのキャリアを築き始めている。(フロントロウ編集部)

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