運動をする際にピアスやリング、ネックレスなどのアクセサリーは外さなくてもいいのかと疑問に思ったことはない? そんな疑問について、専門家のアドバイスをご紹介。(フロントロウ編集部)

アクセをつけたままの運動にプロが回答

 ランニングやジム、ヨガなどの運動前はトレーニングウェアに着替えるけれど、アクセサリーに関してはどう? 大ぶりなアクセでなければ、外すのが面倒だったり、逆につけてる方がオシャレだったりと、つけたまま運動をすることもあるのでは。では、アクセサリーをつけたままの運動について、肌のプロたちの意見は?

画像: アクセをつけたままの運動にプロが回答

肌にもアクセサリーにも影響が

 まず最初にエブリン・ダリウス医師はアクセサリーにもたらす影響について、「純金や純銀以外のニッケルや銅、真鍮、スターリングシルバーで作られたアクセサリーは、汗によって錆びたり腐ったりすることが多い」と米メディアShapeにコメント。金属の種類によっては、アクセサリーの変色を早めてしまうと注意を促した。

画像1: 肌にもアクセサリーにも影響が

 さらにエブリン医師は肌にもたらす影響についても、「汗によって錆びたり腐ったりしたアクセサリーは、皮膚を黒や緑に変色させてしまうことがある」とコメント。ただし、この肌の変色は、しっかりと洗い流すことで肌に大きな悪影響はほとんどないというので、アクセをつけたまま運動した場合はアフターケアを心がけるのが大切なよう。

画像2: 肌にもアクセサリーにも影響が

 また、アクセサリーをつけての運動には、ほかにも注意点があるという。皮膚科医のハリー・ダオ医師によると、汗や摩擦の影響を多く受けることでコーティングがはがれて、アクセサリー内の金属が皮膚に触れてしまうことで、今までアレルギーではなかった人でもアレルギー性接触皮膚炎になってしまう可能性があるとコメント。

 もし、なんとなく面倒でつけたまま運動しているのであれば、外した方が良さそう。

アクセを外さずに運動をするには?

 でも、運動中もアクセをつけたい派の人もご安心を。アクセサリーを外さなくても、肌へのリスクを少なくする方法があるという。

 エブリン医師は、「アクセサリーをつける皮膚の周りにワセリンを塗るようにして」とアドバイス。そうすることで、肌を保護してトラブルを予防してくれるという。また、汗をかいた後はアクセサリーをしっかりと洗浄して、乾かすのも忘れずに。

画像: アクセを外さずに運動をするには?

 アクセサリーは目につきやすいところにつけるだけに、肌トラブルになっても目立ってしまうもの。今まで気にしていなかった人は、これを参考にアクセサリーを楽しんでみては。(フロントロウ編集部)

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