年に一度の映画の祭典として世界中で大きな話題になるアカデミー賞授賞式。映画俳優にとっての大舞台となるアワードの“裏事情”を、2020年のオスカーにノミネートされているアントニオ・バンデラスが激白した。(フロントロウ編集部)

招待されているのに“入場料”が発生?

 米時間2020年2月9日(日本時間2月10日)に米ロサンゼルスにあるドルビーシアターで開催されるアカデミー賞授賞式。

 映画の祭典として多くの人気俳優が集まるオスカーに、映画『スパイ・キッズ』などで知られる俳優のアントニオ・バンデラスが、映画『ペイン・アンド・グローリー』で主演男優賞にノミネートされた。

画像1: 招待されているのに“入場料”が発生?

 初めてアカデミー賞にノミネートされたアントニオが、授賞式に参加した人しか知らない“裏事情”をトーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー』で暴露した。

 初めてのオスカーに誰を連れて行くのかという話題のなかでアントニオは、恋人と娘、そして娘の彼氏の3人を連れて行くことを報告。ここで司会者のジェーム・コーデンが「ノミネーションされている人は何人でも同伴できるものなの?」と質問すると、アントニオの口からアカデミー賞の意外なルールが明かされた。

 アントニオによると、授賞式では招待者(ノミネートされた人)1人につき最大3人までしか同伴者を連れて行けないという決まりがある。アントニオは同アワードの主要部門で名誉ある主演男優賞にノミネートされているものの、だからといって“特別扱い”されるわけもなく、入場チケットは自分を含めた最大4人までしか与えられないという。

画像2: 招待されているのに“入場料”が発生?

 さらに驚きは同伴者2人以上からは、“追加料金”を支払わなければいけないのだそうで、娘とその彼氏を連れて行くアントニオは、なんと約750ドル(約8万3,000円)を“自腹”で支払ったという。

 アカデミー賞授賞式に招待されている人物でも、同伴者を2人以上連れて行く場合は自腹を切らなければいけないという裏事情に、司会者のジェームズも思わず声を裏返して驚愕していた。

(フロントロウ編集部)

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