ラプンツェルを主人公にした実写映画の制作が進行中
『シンデレラ』や『美女と野獣』、『アラジン』など、ここ数年のあいだに数々の名作アニメ映画を実写化しているディズニーが、『塔の上のラプンツェル』の実写映画化に向けて動いていることを米Screen Rantほか複数のメディアが報じている。
『塔の上のラプンツェル』は、原作であるグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』をもとにディズニーが制作した長編アニメ映画で、幼少期の頃にさらわれて以来、18年間、ずっと森の中にある塔に閉じ込められていたラプンツェルが、身を隠すために塔に侵入した青年フリンとともに塔を抜け出して冒険へと繰り出し、本来の自分を取り戻す様を描く。
Screen Rantによると、2018年に公開されたディズニー制作のファンタジー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の脚本家アシュリー・パウエルが、現在、映画化に向けて脚本を執筆中だそうで、ディズニー側はアシュリーの件を含む今回の報道が事実であると同メディアに認めている。ちなみに、実写化作品がアニメ『塔の上のラプンツェル』と同じストーリーになるのか、それともラプンツェルを主人公にしたまったく新しいストーリーになるのかは、現時点ではわかっていない。
ディズニー出身者がラプンツェル役に名乗りを上げる
キャスティングはおろか、実写映画化について正式発表もされていないような段階だが、早くもラプンツェル役に立候補する者も出ている。今回、実写映画化のニュースを聞きつけて名乗りを上げたのは、アメリカのディズニー・チャンネルで2013年から2017年にわたって放送されていたドラマ『うわさのツインズ リブとマディ』で一人二役を演じ、さらに同チャンネルのオリジナル映画『ディセンダント』シリーズにもメインキャストの1人として出演し、人気を博した俳優のダヴ・キャメロン。
たまたまツイッターで、「ディズニーが『塔の上のラプンツェル』を実写映画化するっていう話を聞いたんだけど、もしダヴ・キャメロンがラプンツェル役じゃなかったからかんしゃくを起こすと思う」というファンのコメントを目にしたダヴは、「(その気持ち)わかるわ」と返信。このやりとりによって、ダヴ自身、ラプンツェル役に適任なのは自分だと思っていることが明らかになった。
— Dove Cameron (@DoveCameron) February 15, 2020
ミュージカル作品で培った歌唱力に加え、ラプンツェルと同じく美しいブロンドヘアの持ち主であるダヴ。ディズニープリンセスを彷彿とさせる愛らしいルックスはまさにイメージとぴったりだが、実写映画化された場合、果たしてラプンツェル役は誰の手に?(フロントロウ編集部)