Photo:ゲッティイメージズ,スプラッシュ/アフロ,Instagram
キャサリン妃が宝物にしているのは、長女シャーロット王女が野原で「うずくまる姿」を撮影した何気ない1枚の写真。この写真が何よりも大切だという、その理由とは? (フロントロウ編集部)

宝物の1枚

 イギリス王室のウィリアム王子との間に誕生した長男ジョージ王子(6)、長女シャーロット王女(4)、次男ルイ王子(1)の3児の母である キャサリン妃が英ポッドキャスト『Happy Mum, Happy Baby(ハッピー・マム、ハッピー・ベイビー)』に登場。

画像: 収録の模様。司会のジョヴァンナ・フレッチャーと。

収録の模様。司会のジョヴァンナ・フレッチャーと。

 番組名と同名の著書がベストセラーとなった作家兼女優のジョヴァンナ・フレッチャーが、育児をテーマにさまざまなトークを繰り広げる同番組で、母親としての本音や苦悩について、これまでにないほど赤裸々に語ったキャサリン妃は、ある1枚の写真を宝物のように大切にしていることを明かした。

 キャサリン妃が「こういった瞬間こそが、親たちにとっては最も意味のあるものなのです」と語っりながら紹介したのが、ノーフォーク州にある夫妻の別邸アンマーホールで昨年春に撮影されたという、シャーロット王女の何気ない姿を写したこちらの写真。

 野原にうずくまるシャーロット王女の姿は、一見、何をしているのだろうと首を傾げたくなるが、観察してみると、草の中から顔を出したブルーベルの花を両手でぎゅっと抱きしめるように掴み、熱心にその香りを嗅いでいる。

 写真を趣味とし、これまでにも自身が撮影した子供たちの自然で愛らしい表情を公開してきたキャサリン妃が、シャーロット王女の顔すら写っていないこの1枚を“宝物”と呼ぶのには、こんな理由があった。

「私は毎日(写真にあるような)あんな瞬間を過ごすようにしています。子供たちがどんなに幼くても、時間があまりなくても無くても」

「現代の暮らしは、とても忙しく、気が散るような刺激も多いです。だからこそ、雨の日に暖炉の火を眺めるといったシンプルなことが大きな喜びをくれることもあるのです。私の子供の頃は、家族みんな散歩に行くといったシンプルなことをするのが楽しかったのを覚えてます。私も、子供たちと同じような経験ができるよう努めています。」

 屋外に出て自然に触れ、興味を持つことを見つけて、それに没頭する…そういった日々の“小さな冒険”が子供たちと彼らが生きる世界の繋がりを深め、心の成長を促すことにもつながると話したキャサリン妃。

 第三者の目から見れば、何の変哲もなく見えるシャーロット王女の姿を写した写真には、キャサリン妃が子供たちの健やかな成長への切なる願いと愛情がぎゅっと凝縮されていた。

 ちなみに、シャーロット王女が夢中で匂いを嗅いでいたブルーベルは、イギリスでは春を象徴する花として知られており、その花言葉は「ずっと変わらない」。まさに、キャサリン妃からシャーロット王女への不変の愛を象徴しているような1枚となった。(フロントロウ編集部)

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