シャーリーズ・セロンの10年間を振り返る
2010年 34歳
10年前に開催された第82回アカデミー賞では、紫のディオールのドレスを身に着け、真っ赤な口紅で登場。
2011年 35歳
2011年アカデミー賞の後に開催された米Vanity Fair主催のパーティーには、アトリエ ヴェルサーチェの白いワンショルダードレスを着用。腹部には、スワロフスキーのクリスタルで模様があしらわれている。この年の映画『ヤング≒アダルト』では、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネート。
2012年 36歳
2014年の英国アカデミー賞にはゴージャスなステラ マッカートニーのドレスで参戦。左手には、ボッテガ・ヴェネタのクラッチ、足元はジミー チュウのサンダル。この年には、男児として生まれながら3歳の頃に「自分は男の子じゃない」と言って現在は女の子として生活する長女のジャクソンを養子に迎え入れた。
2013年 37歳
2013年のアカデミー賞では長いブロンドヘアーをバッサリと切り落とし、ディオールの真っ白なペプラムドレスを身に着けて、まるで花嫁のような美しさをアピール。
2014年 38歳
2013年とは対照的に、ロングのブラック・ドレスに、ハリー・ウィンストンの31カラットのネックレスを身に着けて2014年のアカデミー賞にやってきたシャーリーズ。最小限の装飾でも、とってもゴージャスに見える。
2015年 39歳
映画『ダークプレイス』のプレミアに参加した2015年は、薄いピンクと黄色の模様が華やかなディオールリゾートコレクションのドレスを着用。この年に日本でも公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、強い女性が登場する映画として大人気に。さらに2015年は第2子目となる女の子を養子にし、同年に交際していたショーン・ペンと破局した。
2016年 40歳
2016年の第88回アカデミー賞で着ていた真っ赤なドレスはディオールのもの。この年もまた、ハリー・ウィンストンのジュエリーを身に着けた。
2017年 41歳
2017年ゴールドのラメが輝くディオールのドレス。この年彼女は映画『アトミック・ブロンド』で活躍したり、大人気シリーズ『ワイルド・スピード ICE BREAK』に参加したりと、大作映画に数多く出演。
2018年 42歳
2018年、ロサンゼルスで開催されたELLE's 25th AnnualWomen In Hollywoodでのシャーリーズはディオールのチェックのブレザーを羽織って、カッコよく決めた。映画『タリーと私の秘密の時間』では、出産後の女性を演じるため、3カ月かけて16Kg増量。24時間暴飲暴食をして肥満になったというけれど、それを感じさせないプロポーション。
2019年 43歳
2019年のシャーリーズは、雰囲気を刷新。これまでのプラチナブロンドヘアーから、短いブルネットのワンレンにイメージチェンジして会場を驚かせた。水色のドレスは、ディオール、アクセサリーはブルガリ。
2020年 44歳
2020年は再び髪をプラチナブロンドにして登場。大きなスリットが入ったディオールの黒いドレスを着て、映画『スキャンダル』で主演女優賞にノミネートされたオスカーに臨んだ。
44歳シャーリーズ・セロン、社会問題への取り組みに熱心
10年間変わらない美しさを保ち続けているシャーリーズは、年を重ねるにつれて様々な社会問題に対してより積極的に意見・行動するようになっている。
2020年2月19日に日本公開される映画『スキャンダル』では、米テレビ局のFox Newsで起こったセクハラや性暴力や告発の実話を描き出し、被害に合った女性を勇気づけ、立ち上がるきっかけを作ったことで、2019年に米Glamourによってウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。
さらにシャーリーズはLGBTQ+コミュニティの熱心なサポーターでもあり、過去には「アメリカですべての人が結婚できる権利を持つまで、自分も結婚しない」と公言。
現在も独身を貫きながら、養子を2人育てている。ちなみに、彼女の第1子であるジャクソンはトランスジェンダー。2019年の初めごろ、そのことが判明したときにジャーリーズは、「美しい娘が2人いる」とコメントした。
そんな彼女が出演している映画『グリンゴ/最強の悪運男』と『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は、現在日本全国で公開中。また、映画『スキャンダル』は2020年2月21日に日本公開。
さらに、『ワイスピ』シリーズ最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にも参加しており、そちらは2020年5月22日に日本公開予定となっている。(フロントロウ編集部)