ウェンディーズ、バーガーキングをバカにする
ニュージーランドのバーガーキングが販売する、中身がフライドポテトだけのハンバーガー「チップ・バティ」。パンの間にはフライドポテトにケチャップとマヨネーズだけという、見るだけで喉が渇くこのハンバーガーを、なんとライバルのハンバーガーチェーンであるウェンディーズがイジリたおした!
「この世のすべてのものが、彼らの牛肉よりも良いってことだな」
バーガーキングの牛肉がまずすぎて仕方がないからフライドポテトを挟んだのか、という皮肉をお見舞いして、公式ツイッターでバーガーキングのアイデアを一蹴したウェンディーズ。さらには、ツイッターユーザーからのコメントに、ユーモアセンス抜群の返信をしまくるというファンサービスも。
ユーモアセンスばっきばきのウェンディーズ
今回ウェンディーズが引用リツイートした記事は、米コミック情報メディアComicBookのものだったことで、「このニュースはコミック本となんの関係があるんだ?」と質問してきた1人のユーザー。それに対するウェンディーズの返信は、「多分、あれ(チップ・バティ)は紙の味がするんじゃないか?知らんけど」。
また、あるユーザーからの「これはジョークだって言ってよ(笑)」というコメントでは、「彼らのすべてのレストランがそうだろ」と、なんとポテトバーガーだけでなく、バーガーキングの存在そのものがもはや冗談だとイジりたおした。
しかし、ウェンディーズといえば、ハンバーガーチェーンの最大手マクドナルドをディスって、煽りまくってきたことで有名。2019年には、その因縁の闘いをコンセプトにしたテーブルトークRPG『Feast Of Legends』まで発表したウェンディーズには、「バーガーキングをディスるのは止めてよ。マクドナルドだけにして」というコメントも投げかけられ、「ごめん。たまに混同しちゃうんだ」と素直に謝る場面も。
しかし、他のユーザーに「バーガーキングとマクドナルドに文句あるの?」と、“文句がある”という意味の英語表現“get beef with”で聞かれたウェンディーズは、「私たちには牛肉(beef)がありますから。彼らに何があるのかは知らないけど」と、言葉遊びも含んだ回答で、バーガーキングもマクドナルドも敵に回していた。
ちなみに、このチップ・バティは、英国圏であるイギリスやニュージーランドでは、家庭でもすることのある食べ方。イギリスのウェンディーズファンからは、ウェンディーズがイギリスにないから仕方ないといったコメントが寄せられたのだけれど、なんと、ウェンディーズが「もうすぐそちらにも」と返信し、イギリスに店舗をオープンすることを匂わせた。(フロントロウ編集部)