米ファストフードチェーンのバーガーキングが公開した人気商品が「腐っていく様子」を誇らしげに映した新CMが注目を集めている。(フロントロウ編集部)

前代未聞のCMに注目

 日本でもフランチャイズ展開されている人気ハンバーガーチェーン、バーガーキングの定番商品といえば、ファストフード業界で最も有名なメニューの1つでもある「ワッパー」。

 セサミバンズにビーフパティ、マヨネーズ、レタス、トマト、ピクルス、ケチャップ、スライスオニオンなどを挟んだクラシックなこのバーガーは、時代の移り変わりとともに、少しずつ変革を遂げてきたが、今週、春を目前に新たなテコ入れが行なわれたことが斬新なCMとともに明らかになった。

 そのCMとは、できたてのワッパーが34日間かけてじわじわと腐りゆく様子を収めた異色の映像。

 「What a difference a day make(1日でこんなに変わっちゃうなんて)」という歌詞のBGMにのせて、日を追うごとに腐り果てていくワッパー。レタスはしおれ、ビーフパティには白いふわふわとしたカビが生え、最終的には全体的が緑色のカビに多い尽くされていく…。

 看板商品が腐っていく、グロテスクともいえる映像をフィーチャーしたCMは飲食業界においては前代未聞。しかし、米バーガーキングのこのCMの最後には「これが防腐剤不使用が創り出す美しさ」と誇らしげなメッセージが。

 もうお気づきの方も多いと思うが、同社は人気商品であるワッパーのレシピから防腐剤や人工着色料、人工甘味料を排除。このCMはそのことを分かりやすく伝えるための、画期的な広告なのだ。

画像: ©Burger King/ YouTube

©Burger King/ YouTube

 近年、ナチュラル&健康志向がブームとなるなか、ファストフードのメニューに使用される防腐剤や人工調味料等に注目が集まり、時間が経っても腐らない某ファストフードチェーンのハンバーガーにまつわる写真や動画が世間を驚愕させたこともある。

 さらに、米バーガーキングは、アメリカでは健康に良くないと信じる人が多いMSG(グルタミン酸ナトリウム)や肥満や糖尿病などの原因となり健康を脅かす存在として、アメリカで使用禁止運動が広まっている異性化糖(高フルクトース・コーンシロップ)もワッパーのレシピから排除。

 体に害を及ぼしかねない化学物質を敬遠して、ファストフードから足が遠のくという人も増えるなか、米バーガーキングはよりクリーンなレシピを取り入れることで、多くの人にワッパーを愛し続けてもらおうという手段に出た。

 新たに生まれ変わったワッパーはアメリカ国内の400店舗以上とヨーロッパの店舗ですでに販売が開始している。(フロントロウ編集部)

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