ちょっとしたさりげない鼻のメイクで、顔の印象はぐっとかわいくレベルアップするという。その一方で、難易度が高そうに見える鼻メイク。プロが教える、失敗せずに自然に仕上がるメイク法とは?(フロントロウ編集部)

自然に鼻の形を整えるメイクの技

 鼻のメイクというと、ノーズシャドウで陰影を入れたりするメイクが有名だけれど、不自然になってしまいそうで、毎日のメイクではあまり取り入れていないという人もいるのでは?

 けれど、鼻の形を整えるメイクは、それによって顔が小さく見えたり、顔のつくりがより美しく見えたり、若々しく見えたりと、顔の印象をアップさせるメリットががたくさんあるのだという。

画像: 自然に鼻の形を整えるメイクの技

 セレブのメイクを手掛けるメイクアップ・アーティストのローレン・アンダーソンが、簡単にできて自然に仕上がる鼻メイク法を紹介した。

ステップ1:鼻筋には明るいコンシーラーを

 鼻メイクの基本は、陰影のコントラスト。けれど、強調させすぎるとおかしなメイクになってしまう。ローレンは、自然な鼻メイクをするには、最初に「鼻筋に明るいカラーを入れる」ことがポイントだと英メディアByrdieで紹介。

 使うコスメは、光沢感のあるハイライターではなく明るいカラーのコンシーラーがオススメで、光を反射させらせないことで自然に鼻筋を高く見せることができるという。

画像: ステップ1:鼻筋には明るいコンシーラーを

 また、塗るときは鼻の先端までは塗らずに、その手前でとめることが大切とのこと。そうすることで、鼻が不自然に長く見えてしまうのを防げるという。もし、鼻先を強調させたいときは「!」マークのように、一度鼻の先端の手前でコンシーラーを塗り終えてから、鼻の先端にだけ、ポン、とコンシーラーを置くようにアドバイスしている。

ステップ2:鼻筋の明るい色をしっかりなじませる

 塗り終えたら、次はスポンジか薬指を使い、塗ったコンシーラーを鼻になじませていく。自然に見せるには、このステップが大切なのだそう。

画像: ステップ2:鼻筋の明るい色をしっかりなじませる

 まずはコンシーラーを肌に押し込むようになじませるようにしていき、薬指を使うときは指の温かさも利用して肌に溶け込ませるようにするのがポイント。コンシーラーを塗ったキワの部分が線になって見えているなら、なじませ足りない証拠。浮かないようにしっかりぼかして。

ステップ3:鼻にサイドに影を入れる

 最後のステップは、鼻のシェーディング。ローレンは、シェーディングカラーをより自然に見せるためには、クリームタイプではなくパウダータイプをオススメ。

 このシェーディングのステップは鼻メイクのキモになるので、ローレンは、塗るときはスポンジや指ではなく、小回りの利く小さなメイクブラシを使うようアドバイスしている。

画像: ステップ3:鼻にサイドに影を入れる

 シェーディングのカラー選びは、少し肌より暗いぐらいのカラーをチョイスすることで、失敗を防げてより自然な仕上がりになるそう。塗り方は、まずはブラシにカラーをとったら、余分なパウダーをしっかり払い落とし、目の内側の角から小鼻に向かいまっすぐにシェーディングを入れていくだけ。

 塗ったときに、塗り足したい部分や色を落としたい部分があっても、まずはメイクブラシを使ってしっかり塗った部分をブレンドさせていくことが重要なのだそう。最初は少し不自然に見えても、ブレンドすればするほど、より自然に鼻がすっきりと高く、横幅が細く見え、顔になじんでいくという。

 とてもシンプルなステップだけれど、鼻がすっと自然に高く見え、横幅は狭く鼻が悪目立ちすることもないので、そのほかの強調させたいアイメイクやリップメイクとぶつかることなく美しい顔を作ることができる優れたメイク術。

 鼻メイクとなるとつい敬遠してしまいそうだけれど、とても簡単で自然仕上がるから挑戦してみては。(フロントロウ編集部)

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