ディズニーCEOに借りを作ったのは?
MCUのマーベル作品を制作するマーベル・スタジオや、『スター・ウォーズ』シリーズのルーカスフィルムを傘下に持つウォルト・ディズニー社のCEOを務めるボブ・アイガーが、自身のツイートで“借りがある”相手に感謝を述べた。
アイガー氏が“ビール1杯分の借り”があるとしたのは、MCUでスパイダーマン役を演じるトム・ホランド。
ファンの方ならご存知の通り、トムが演じるスパイダーマンは、一時期ディズニーと映画を共同制作するソニー・ピクチャーズとの新しい契約によって、今後、『アベンジャーズ』シリーズと同じ世界観を共有するMCUから離脱することになり、世界中のファンに大きなショックを与えた。
これに待ったをかけたのがトム本人であり、アイガー氏に直談判して、契約を考え直すよう説得。その結果、スパイダーマンがMCUから離脱することもなくなり、これまで通り、ディズニーとソニーピクチャーズは、MCUのスパイダーマン映画を共同で制作していくことに合意した。
トムのひと言が契約を考え直す大きな手助けとなったことから、アイガー氏はディズニー/ピクサー映画『2分の1の魔法』で声の出演をするトムと、共演者クリス・プラットとの2ショット写真を自身のツイッターに載せて、「スパイダーマンを救ってくれたトムに、一杯おごらなくちゃ」とコメントした。
Last night's premiere of @Pixar latest film, #Onward, gave me a chance to see @MarvelStudios friends--#ChrisPratt and #TomHolland! Tom owes me a "pint" for saving @SpiderMan! pic.twitter.com/JP1UOQJa6h
— Robert Iger (@RobertIger) February 19, 2020
トムの出身地イギリスで使われるお酒(とくにビール)の容量を図るパイント(Pint)という表現を使って、トムに感謝を述べた。(フロントロウ編集部)