保護された歩けない犬のチワワと、飛べない鳩が大の仲良しに。身体をスリスリしあう姿にほのぼの。(フロントロウ編集部)

生まれつき障がいを持つ動物たち

 先天性の異常を持つ動物たちをケアし、里親を見つける活動をするチャリティ団体TheMia Foundationは、数年前にハーマンという鳩を保護した。

 1つの場所で3日間動くことなくいたというハーマンは、脳にダメージを負っていると見られており、飛ぶことが出来ないという。鳩であるハーマンには里親を探しておらず、団体が一生世話していくそう。

 そんななか、1匹の新入りが数週間前にやってきた。

画像1: ⒸThe Mia Foundation/Facebook

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 生後8週間のチワワであるランディーは、ブリーダーによって連れられてきたそう。生まれた直後は歩いていたというランディーだけれど、ある日突然歩くことを止めてしまったという。

鳥と犬の友情

 The Mia Foundationの創設者で、2匹を世話するロジャース氏は、ある日、犬用ベッドの上で飼っていたハーマンのもとに、ランディーを寝かせてみたと米Peopleに明かす。最初は2匹の様子を注意深く見ていたロジャース氏だったけれど、その後すぐに、心配は無用だったことに気がついたという。

 なぜなら、2匹がとっても仲良くなったから。

画像2: ⒸThe Mia Foundation/Facebook

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画像4: ⒸThe Mia Foundation/Facebook

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 種の垣根を超えて仲良くなった2匹の姿には、すでに多くのファンがおり、ペアのインスタグラムアカウントもあるほど。また、2匹をきっかけにThe Mia Foundationを知った人々から、多くの寄付金が届いているという。

 しかし、ロジャース氏は、ランディーにはいつか里親を見つけたいと考えているそう。

 ランディーが歩けない要因としては、脊髄になんらかの障がいがある可能性が考えられており、車イスを使って動けるように練習させていく計画だという。

 とはいえ、まだまだ身体が小さいランディーは、まずは大きくなることが必要だそうで、ランディーとハーマンはその時まで友情を育んでいく。(フロントロウ編集部)

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