シンガーのケイティ・ペリーが審査員を務める音楽番組『アメリカン・アイドル』のオーディション会場でガス漏れが発生。収録が一時中断されたほか、ケイティがめまいを起こしていたことが判明した。(フロントロウ編集部)

番組のオーディション会場でガス漏れ騒動

 2018年に再始動した国民的オーディション番組『アメリカン・アイドル』の予選会場でガス漏れが発生し、番組の収録が一時中断される事態に陥っていたことがわかった。

画像: Photo:©American Idol

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 YouTubeの番組公式チャンネルにアップされた動画には、真っ先に異変に気付き、「ねえ、なんかガス臭くない?」と声を上げた同番組の審査員を務めるシンガーのケイティ・ペリーに対し、同じく審査員のライオネル・リッチーとルーク・ブライアンが「プロパンガスだ」「ガス漏れしてるかも」と同意する様子や、避難を命じられたオーディション参加者たちが、非常ベルが鳴り響くなか移動する姿などが映っている。

 また、動画の序盤、会場の外に退避したケイティが「気分が悪い」と言いながら地面にバッタリと倒れ込むシーンもあり、ケイティの体調が心配されたが、大事には至らなかったようで、周りにいた消防隊員たちから手当てを受けてすぐに回復した。

 ちなみに、ガス漏れの原因について、現場に駆けつけた消防隊員は「キッチンのパイロットバーナーの異常」と説明している。また、幸いケガ人などはなく、オーディションも安全が確認された直後に再開された。

ケイティが駆けつけた消防隊員に感謝

 『アメリカン・アイドル』のオーディション会場で思わぬ災難に見舞われたケイティだが、当の本人は倒れたあともピンピンしていたようで、地面に仰向けに倒れた状態で撮影したセルフィ―をインスタグラムにアップして、「リアルタイムで事の一部始終をグループチャットで報告した」と茶目っ気たっぷりにコメント。

 さらに、ツイッターで「全米各地で対応にあたっているファースト・レスポンダー(※)の人たちに大きな拍手を!毎日のように夜通し命をかけて闘ってくれていることに感謝します」と、今回の騒動で対応にあたった消防隊員や彼らと同じような職務につく人たちにお礼を言った。
※救助隊や救急隊、消防隊、警察官など、災害や事故による負傷者に対して最初に対応する人たちのことを指す。

 そのほかにも、番組ではお世話になった消防隊員に、オーディション通過者に渡されるハリウッド行きのチケット、通称ゴールデン・チケットを渡して称えている。(フロントロウ編集部)

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