日本の東京ディズニーランドにもある人気アトラクション「ジャングルクルーズ」で、ゲストを乗せた船に思わぬ悲劇が…。(フロントロウ編集部)

ゲストを乗せた船に悲劇が起こる

 アメリカのフロリダ州オーランドにある世界最大のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで予期せぬ事故が発生した。思わぬ悲劇に見舞われたのは、マジック・キングダム(※)にある人気アトラクション「ジャングルクルーズ」。ジャングルボートという船に乗って、ゾウやワニ、ライオンといったジャングルに生息する様々な野生動物に遭遇できる探険ツアーで、ディズニーランドを代表するアトラクションのひとつ。
※世界各国のディズニーランドの中で、唯一「ディズニーランド」という名称がつけられていないディズニーランドとして知られる。

 事故はゲストがジャングルボートに乗っている時に起きた。なんとジャングルをめぐっている最中にボートが浸水してしまったのだ。浸水後のボートの中を様子を撮影した写真がコチラ。全身がびしょ濡れになるほどではないが、靴やズボンの先が完全に水に浸かってしまっている。

 事故当時、ボートに乗っていた乗客の話によると、ボートのなかには30センチ以上の水がたまり、浸水してからほんの1分程度で船が沈みはじめたという。ただし、船頭の迅速な対応のおかげで20分ほどで乗客全員が無事に救助され、ケガ人が出ることもなかった。また、被害にあった乗客には、その後もパーク内で楽しく遊んでもらうためのきちんとした補償があったこともわかっている。

 ボートが浸水した原因はまだ究明されていないが、この事故によって約2時間にわたってアトラクションが閉鎖された。

映画の宣伝を疑う人も!?

 じつは、今年の夏にジャングルクルーズを題材にした映画『ジャングル・クルーズ』が公開されることから、今回の事故は「映画の宣伝なのでは?」と疑う声も出ている。もちろん、つねに“お客様第一”のディズニーが、ゲストの思い出をぶち壊すような方法で映画の宣伝をすることはあり得ないので、勝手な憶測にすぎないが、皮肉にも事故が映画の宣伝にひと役買ったことには違いない。

 2020年7月24日(金)公開予定の映画『ジャングル・クルーズ』は、ミステリアスで危険なジャングルを舞台に、ジャングルに生息する珍しい動物や、スリルあふれる先住民の村、滝の裏側といった名所の数々をめぐりながら、アマゾンに伝わる不老不死の力を秘めた“奇跡の花”を追い求める様を壮大なスケールで描く。

 主人公の船長フランクを映画『ワイルド・スピード』シリーズでおなじみの肉体派俳優ドウェイン・ジョンソン、ヒロインの女性医師リリーをディズニー映画『メリー・ポピンズ リターンズ』の主演女優エミリー・ブラントが演じる。(フロントロウ編集部)

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