重ね塗りをするとポロポロとれるマスカラ
マスカラは、2度、3度と丁寧に塗り重ねることで、より長く濃いまつ毛に仕上げることができる。けれど、ひと筋縄ではいかないのがマスカラ。ある程度までまつ毛が太く長くなったのに、マスカラのもうひと塗りでぽろっと先端部分がとれてしまったり、太く豊かになっていたのにはげてしまったりすることが。
これはじつは、使っているマスカラに原因になっている可能性があるのだそう。
メイクアップ・アーティストのメラディ・ウィックスは、「塗り重ねではがれないようにするには、繊維が含まれているタイプのマスカラに気をつけて」と米メディアWELL+GOODにコメント。
繊維が入っているタイプはまつ毛を長く伸ばす効果が期待できるけれど、マスカラを塗り重ねるときに使うとポロポロととれたり落ちてしまうリスクがあるという。
またメラディいわく、以前からあるようなノーマルな「クラシックなタイプのマスカラ」も、塗り重ねるときにポロポロとはがれてしまいやすいのだとか。
塗り重ねにぴったり!オススメのマスカラ
では、マスカラを塗り重ねるときはどんなマスカラが良いのかというと、メラディがオススメするのは「ボリュームタイプ」。
ボリュームタイプのマスカラはクリーミーで濃厚なマスカラ液なので、塗り重ねてもポロポロ落ちるリスクが少なく、まつ毛が濃く太くなり「ドラマチックになりたい目元にぴったり」なのだそう。
またメラディは、よりまつ毛をぱっちりと印象的に仕上げたいなら「クリーミーなボリュームタイプのマスカラを塗って、ほぼ乾燥したところで、続いてセパレートタイプのマスカラを塗ってみる」ようアドバイス。
ボリュームタイプのマスカラとセパレートタイプのマスカラのミックス使いはとても効果的なのだそうで、セパレートタイプのマスカラは、塗り重ねてもまつ毛1本1本をしっかりセパレートさせるので、ワイドでフサフサなまつ毛に仕上がるという。
マスカラの仕上がりが今よりもレベルアップするかも。どんなマスカラを塗り重ねるか、これまでとくに意識をしていなかった人はぜひ参考にしてみて。 (フロントロウ編集部)