ハリー・スタイルズがインタビューの最中に元恋人テイラー・スウィフトの名前を「自ら持ち出して」彼女の類稀なるスキルを褒め称えた。(フロントロウ編集部)

テイラーの名前を自分から口にする

 12月にリリースしたセカンド・ソロ・アルバム『ファイン・ライン(Fine Line)』が世界各国でヒットしているワン・ダイレクション(現在は活動休止中)のハリー・スタイルズが、鋭い切り口で毒舌とも評される米名物ラジオパーソナリティのハワード・スターンが司会を務める『ザ・ハワード・スターン・ショー』に登場。

 自身にまつわる世間でのさまざまなウワサや2月に遭遇した路上での強盗事件、結婚観など、幅広いトピックについて語ったハリーが、元恋人でシンガーのテイラー・スウィフトについて、自ら言及する場面があった。

画像: テイラーの名前を自分から口にする

 かつて交際した相手が、自分との関係を下敷きに楽曲を作ることについて、まったく抵抗が無いことを明かしたハリーは、自分自身も過去の恋愛を題材にした楽曲を書くことを認めたうえで、「自分にとって、誰かについての曲を書くということには、どんな意味があるのか考えるよ。その逆についても考えると、それって光栄だと思う。曲の内容自体はポジティブなものではないとしても、突き詰めて言えば、その曲を作るために、相手のことを考える時間をもうけたってことだから」とコメント。

 続けて、「テイラーを例に出すと、彼女は偉大なソングライターだと思う。彼女の作る楽曲は素晴らしいよ」と、自らテイラーの名前を出して、テイラーの作曲家としての才能を褒め称えた。

画像: 交際していた頃のテイラーとハリー。2012年の9月から翌年の1月まで、約3ヵ月間という短い交際期間ながらも、人気シンガー同士とあり、世間の注目を集めた。

交際していた頃のテイラーとハリー。2012年の9月から翌年の1月まで、約3ヵ月間という短い交際期間ながらも、人気シンガー同士とあり、世間の注目を集めた。

 さらに、今度は自分の作曲スタイルに話を戻したハリーは、「『この曲ってちょっとパーソナルすぎるかな?』って考えるのは、『この曲って相手にとって不快じゃないかな?』って考えるとき。僕はそういうの気にするから」と、誰かとの恋にまつわる曲を作る際には、相手がどう感じるかも考えたうえでプロセスを進めていくとも明かした。

 ハリーとの交際以前にも、そして以降にも、恋愛における実体験にインスピレーションを得た楽曲を数多く発表していることで知られるテイラー。彼女が2016年にリリースしたアルバム『1989』の収録した『アウト・オブ・ザ・ウッズ』と『スタイル』は、ハリーとの恋を歌ったものではないかとウワサされている。

 この件について、ハリーは以前にも、「その曲が僕についてのものなのかは分からないけど…言えるのは、彼女の曲はすごくいいし、どこへ行っても(その曲が)流れてるってこと」、「僕も自分の経験から曲を書くよ。みんなそうしてるよね。僕たちが経験したことが、楽曲制作に役立ってるならすごくラッキーだと思う。そういう曲は人々の心に響くからね」と、テイラーが自身にまつわる曲を制作したことを容認する発言をしていた。

 当時、テイラーに曲の感想を伝えたかと言う質問に対して、「イエスだし、ノーでもある」と返答してお茶を濁していたハリー。その時は、「彼女は僕から曲が素晴らしいねなんて言われる必要もないし。でも素晴らしい曲だよね」と話していたが、破局から7年が経った今、ハリーは、あえて、テイラーの名前を口にして、彼女への尊敬の意を表した。

 一方で、ハリーが2017年にリリースしたソロ初アルバムに収録された「トゥー・ゴースツ」という楽曲は、テイラーとの関係をベースにして書かれたものだと言われている。

 その説について、ハリーは、2017年に出演したラジオ番組で仲の良い友人DJが同曲を紹介した際に「テイラー・スウィフトについて書かれた曲です。どうぞ!」とふざけてアナウンスしたことに「ノーーーッ!!!!」と、大袈裟にリアクションしてしまうという、ちょっとおっちょこちょいな方法で間接的に認めている。(フロントロウ編集部)

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