顔面タトゥーがトレードマークのラッパー、ポスト・マローンがそもそも顔にタトゥーを入れようと思ったきっかけを明らかに。(フロントロウ編集部)

顔面タトゥーの裏に隠されたコンプレックスとは?

 2018年発売のセカンドアルバム『ビアボングズ & ベントレーズ(Beerbongs & Bentleys)』からのシングル9曲を同時にトップ20圏内にランクインさせ、ビートルズが54年間にわたって保持していた記録をあっさりと破ったことで知られる、ラッパーのポスト・マローン

 さらに、2019年9月にリリースしたアルバム『ハリウッズ・ブリーディング(Hollywood's Bleeding)』が全米チャートで三度1位に返り咲くなど、引き続き絶好調のポストのトレードマークといえば、全身に無数に入っているタトゥー。なかでも顔のタトゥーは年々ものすごい勢いで増え続けており、そのうち顔全体がタトゥーで埋めつくされてしまうのではないかと心配する声も上がっている。

画像: 顔面タトゥーの裏に隠されたコンプレックスとは?

 そんななか、顔にタトゥーを入れようと思ったのは、自分の外見に自信を持ちたかったからだと米GQ Styleのインタビューでポストが告白。「俺ってマジでブサイク。(顔のタトゥーは)外見に対するコンプレックスからきたものだと思う。自分の容姿が好きじゃないんだ。だから、鏡を見た時に『俺ってクールじゃん』て思えるように、顔にタトゥーを入れることにした。自分の見た目にほんの少しでいいから自信を持てるようになりたかったんだ」と、顔面タトゥーに対する思いを明かした。

 理由だけ聞くとちょっぴり切ない気もするが、「(タトゥーで)顔がめちゃくちゃになったけど、おかげでユニークな見た目になったと思う。強そうに見えるから、悪役のオファーがたくさん来るかも」と、昨年から本格的に始動した俳優業でこのコワモテなルックスが役に立つかもしれないと、ポジティブに語っている。

 ちなみに、ポストの俳優としてのデビュー作であるNetflixのオリジナル映画『スペンサー・コンフィデンシャル』で共演した俳優のマーク・ウォルバーグは、ポストの顔面タトゥーについて、「いつか絶対に消したくなる。その時はかなり痛いぞ」と本人に忠告したことを米E!Newsに明かしている。

今年に入ってから新たにタトゥーを2つ追加

 現在、ポストの顔には額の上部にある有刺鉄線のようなタトゥーに始まり、右眉の上に「あっちに行け(Stay Away)」、右のこめかみからエラにかけて描かれた剣、右頬にある目がバッテン「×」になった顔&ピースサイン、両頬に刻まれた「つねに疲れている(Always Tired)」、左のこめかみ付近に入れた日本画の波風の模様、右の額に2枚重ねになったトランプのカード、そして2019年の年末に右の頬から顎にかけて入れたガントレットのタトゥーが入っている。

画像: 今年に入ってから新たにタトゥーを2つ追加

 そろそろ入れるスペースがなくなりそうだが、ポストは今年2月に左の頬に電動丸のこ(※丸い形をしたノコギリ)の刃と、右のこめかみにつるはし(※斧の一種)のタトゥーを新たに追加した。(フロントロウ編集部)

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