シンガーのハリー・スタイルズが、ゼイン・マリクがワン・ダイレクションを脱退したことを本心ではどう思っているのか明かした。(フロントロウ編集部)

ゼインの脱退騒動を振り返る

 2016年3月、人気絶頂のなか無期限の活動休止に入った超人気ボーイズグループのワン・ダイレクションのメンバーで、現在ソロとして活動するハリー・スタイルズが、名物ラジオパーソナリティのハワード・スターンが司会を務める米ラジオ番組『The Howard Stern Show(ザ・ハワード・スターン・ショー)』に出演。2015年3月にグループを脱退したゼイン・マリクについての本音を明かした。

 ハリーのほかに、リアム・ペインナイル・ホーランルイ・トムリンソン、そして脱退したゼインの5人で、2010年に音楽オーディション番組『Xファクター』のなかで結成されたワン・ダイレクション(以下1D)は、メジャーデビューを果たした2011年から2015年までの約5年間、毎年ニューアルバムをリリース&ワールドツアー開催という、殺人的なスケジュールをこなしていた。

画像1: ゼインの脱退騒動を振り返る

 疲労がたたったのか、忙しさがピークに達した2015年にゼインはメンバーに「さよなら」も言わずにグループを去り、それ以来、残った4人とゼインのあいだにはわだかまりが残っている。これまでゼインの脱退についてあまり語ってこなかったハリーは、本心ではどう思っているのだろうか?

 ハワードから、ゼインが脱退したことに「ムカついた?」とストレートな質問をぶつけられたハリーは、「彼はグループを去るべきじゃなかったとか、そういうことを言う気にはなれない。僕はそんな風には思ってないから。だから彼を非難することはできない」と言うと、続けて「今だから言えるけど、彼が“もういたくない”と思ってるのに、無理に引きとめることは僕も望んでない」と返答。ゼインが1Dを辞めたことに一定の理解を示した。

 ただし、ゼインが脱退したのはオン・ザ・ラン・ツアーの真っ最中だったことから、タイミングについては思うところがあったようで、「(もう少し早くに知らせてくれていたら)僕たちも話し合いをすることができたし、スムーズに事が進んだと思う」とごもっともな本音を露わに。

画像2: ゼインの脱退騒動を振り返る

 ちなみに、ハリーは昨年11月に米Apple MusicのBeats1のインタビューで、ゼインがグループを抜けたこともショックだったが、あれほど長い時間を一緒に過ごしていたのに、ゼインが1Dの活動を“あまり楽しんでいなかった”ということを彼がいなくなるまでまったく知らなかったことに、同じくらいショックを受けたと語っていた。(フロントロウ編集部)

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