コンシーラーは“濃淡2色”がカギ!
ファンデーションだけでは隠しきれない目元のクマ。どんより不健康な印象を与えるクマをなんとか隠そうとコンシーラーを塗ってみるものの、なんだか白く浮いて不自然に見える…といった経験、誰しも一度はあるのでは?
実はメイクのプロによると、目元のコンシーラーがうまくいかない理由のひとつが「クマの色」。目元をよく観察してみるとわかると思うけれど、クマは「目頭の下」と「目尻の下」とでは、だいぶ色の濃さが違う。そのため、“1色”のコンシーラーだけ塗ってしまうと、クマが濃い部分だけが透けて見えてしまうという。
そこでプロがオススメしているのが、“濃淡2色”のコンシーラーを使ったメイクテクニック。
人気シンガーのデュア・リパやチャーリーXCXなどを手掛けるセレブメイクアップアーティストのコルビー・スミスが、自然にクマを隠す方法を米メディアGlamourで紹介した。
目の内側ほど明るい色を!
コルビーによると、頑固なクマを隠すにはコンシーラーを2色使うのが一番最適だそうで、「まるで素肌のように仕上がる」と豪語。またこの方法ならコンシーラーをつけすぎることもないから、目の下の小じわや乾燥なども気にならなくなるというから驚き。さっそく、その使い方をチェック。
まず、目頭から黒目の内側にかけて、平らなブラシで「明るい色」のコンシーラーをつける。この部分のクマはとくに色が暗く、紫がかっているため、明るい色のコンシーラーを多めにつけるのがコツなのだそう。
次に、黒目の外側から目尻にかけて、「ワントーン暗め」のコンシーラーをつける。コルビーは「色はなるべく顔に使ったファンデーションに近い色を選ぶといいよ。目立たず自然になじんでくれるから」とコメント。
最後に平らなブラシで2色をブレンドしたら、指先でコンシーラーをなじませ、コンシーラーの色が浮いていないかチェック。仕上げに目の下にルースパウダーをつけて完成。
ワンポイントアドバイスとして、コルビーは「SNSで見かけるみたいに、目の下全体にベッタリとコンシーラーを塗る必要はないからね。写真映りはいいかもしれないけれど、実生活ではヨレやすいだけだから」とも付け加えた。
2色のコンシーラーを使ったプロのテクニック。クマが隠れず困っている人はさっそく今日から試してみて。(フロントロウ編集部)