「フェミニズム」は女性だけのものではない。そして、男性だって「フェミニストになれる」。女性の権利向上を支援することこそが、社会の発展につながると信じる男性セレブたちの格言を紹介。(フロントロウ編集部)

男性にとっての「フェミニズム」

 「フェミニズム」とは、すべての性別を持つ人が平等な権利を有するべきだという理由から女性の権利を主張する行為。

 政治制度や文化的慣習、社会における地位や職場における評価など、性別によって生じる格差を明るみにし、性に基づく差別に左右されず、すべての人が公平に扱われる社会の実現を目指す思想や運動のことをいう。

画像: 男性にとっての「フェミニズム」

 そして、そんな思想や行動を支持する人のことを「フェミニスト」と呼ぶが、この「フェミニスト」は、必ずしも女性だけに当てはまるものではい。

 「フェミニスト」とは、性別に関係なく、男女平等を願うすべての人がなれるもので、男性だって、もちろん「フェミニスト」になれる。

 そして、そんな考えに同意する男性たちは、自らを誇りを持って「フェミニスト」と呼び、女性たちと手を取り合って、性差別の撤廃や女性の権利向上に努めている。


「フェミニスト」を公言するセレブたち

 
たくさんの人々に自分の“声”を届けるチャンスがある男性セレブたちは、「フェミニスト=女性だけがなれるもの」という勘違いを正すため、そして、男性が「フェミニスト」であることは、むしろ“カッコいい事だ”と伝えるため、自らが「フェミニスト」であると明言。女性を尊重してこそ、真の男であると、世の中にメッセージを発信している。


ジョセフ・ゴードン・レヴィット

画像1: 「フェミニスト」を公言するセレブたち

 映画『(500)日のサマー』や『スノーデン』の俳優ジョセフ・ゴードン・レヴィットは、「僕は自分をフェミニストと呼ぶよ」と明言しつつ、性別によって個人が秘める可能性が抑圧されるべきではないとこうコメント。

「僕にとってフェミニズムとは、性別によって誰かを定義しないってことだ。男性か女性かと言うことに関わらず、好きなように生きられるべき」(Source)


ハリー・スタイルズ

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 「女性はより賢い」と書かれたTシャツを着用し、ファッションを通じて自身がフェミニストだとアピールしたこともあるシンガーのハリー・スタイルズは、自分の音楽が10代から20代の若い女性におもに支持されていることについて、もっと他の層のオーディエンスを喜ばせる音楽を作らなくてはという危機感に迫られることがあるかと聞かれてこう反論。

「若い女の子は解ってないなんて、どうしてそんなことが言えるの? 彼女たちは我々の未来だよ。将来、医師になったり、弁護士になったり、母親になったり、首相になったり…世界を回していくのは彼女たちだよ」(Source)


ジェイソン・モモア

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 映画『アクアマン』やドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』では、屈強でたくましい“ザ・男”といった印象の役柄を演じている俳優のジェイソン・モモアは、シングルマザーの母の背中を見て育った影響でフェミニストに。

「僕は育ててくれたのは男性じゃない。僕はシングルマザーである母に育ててもらった。世界で一番強いのは間違いなく女性たちだよ。もし僕がそれを信じないって言ったら馬鹿げてる」(Source)


ハリソン・フォード

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 映画『スター・ウォーズ』や『インディージョーンズ』といった名シリーズに出演するベテラン俳優のハリソン・フォードは、当然のごとく、自分はフェミニストだと公言。女性を愛するうえで、フェミニストであることは不可欠だと語っている。

「もちろん、僕はフェミニストだよ。僕は女性が好きだし、リスペクトしている」 (Source)


ヘンリー王子

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 イギリス王室のヘンリー王子は、2016年にネパールを訪問した際、同国のビドヤ・デビ・バンダリ大統領や、当時、米大統領夫人だったミシェル・オバマ氏、そして、パキスタン出身の人権運動家マララ・ユスフザイといったフェミニズム運動を先導する女性たちの名前を出してリスペクトを表明しつつ、男性が女性の権利について声を上げることの重要さを語った。

「女の子たちがチャンスを掴むうえでの障壁が多すぎます。多くの国々において、若い女性や女の子たちは、男の子たちと比べてきちんと守られていません。私のような男性がそれについて理解し、声を上げることは非常に重要です。少女たちの未来について語るのは、女性だけでは不十分です」(Source)


ジョン・レジェンド

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 「僕はフェミニストだよ。世界の半分を構成しているのは女性なのに、いろんな部分において差別されている」と語る、シンガーのジョン・レジェンドは、最も直接的に、男性たちに“フェミニストであろう”と呼びかけているセレブの1人。

「すべての男性がフェミニストであるべきだよ。もし男性が女性の権利についてもっと気にかけたら、世界はもっと良い場所になると思う。女性がエンパワーされていたほうが、絶対いい。社会がもっと良くなると思う」(Source)


イアン・サマーホルダー

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 ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でブレイクし、その後はNetflixのオリジナルドラマ『V Wars(Vウォーズ)』で主演、監督、エグゼクティブプロデューサーを務めるイアン・サマーホルダーは、男性は、女性が持つ優れた能力をきちんと評価できた時こそ、進化できると持論を展開。

「家父長制(※)における権力を持った立場にある男性たちは、女性たちの反乱に応え、社会的変化をサポートするために団結して進化を遂げる必要がある。パワフルな女性たちの急増により、もたらされる改革をしっかりと認識しなくてはならないんだ。女性たちの反論の余地のない、真のパワーを祝福するとき、僕たちは男性の進化を祝福できるだろう」(Source)

※家長たる男性が権力を独占し、父系によって財産の継受と親族関係が組織化される家族形態に基く社会的制度。


キーファー・サザーランド

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 ドラマ『24』のキーファー・サザーランドは、女性が直面する不平等に男性も一緒に立ち向かおうという指針で国連女性機関のUN Womanが2014年にスタートしたムーブメント「HeForShe(ヒ―・フォー・シー)」にいち早く賛同した著名人の1人。

「(女性の権利向上を巡る問題は)もう、女性だからとか男性だからとかそういう話ではない。この問題は、人類全体の進歩のために女性と男性が一緒になって、共通のビジョンを創り上げていこうという、そういう話さ」(Source)


 女性たちがいくら声高に性差別を指摘し、権利や地位の向上を訴えようとも、男性たちの協力なくしては、女性を取り巻く状況は一向に改善されない。

 「フェミニズム」というと、「男性嫌悪」や「男性蔑視」と結びつけられてしまうことが多いが、本来は決してそういったものでないこと、そして、女性たちが日々直面している不条理を男性たちが認識し、意識を変えることこそが、より平等な社会の実現には不可欠となる。(フロントロウ編集部)

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