ここ最近、コンサート中に奇行を連発しているラッパーのポスト・マローンの精神状態を心配する声が上がっている。(フロントロウ編集部)

周囲の心配をよそに本人は「最高の気分」

 2019年9月にリリースしたアルバム『ハリウッズ・ブリーディング(Hollywood's Bleeding)』が全米チャートで三度1位に返り咲くなど、前作『ビアボングズ & ベントレーズ(Beerbongs & Bentleys)』に続く大ヒットを記録しているラッパーのポスト・マローン。まさに今ノリにノッているポストだが、ここ最近、コンサート中に奇行を連発していることから、彼の精神状態を心配する声や、アルコールや薬物の中毒症状を疑う声が上がっている。

 現在、ランナウェイ・ツアー(Runaway Tour)の真っ只中にあるポストの奇行が目立つようになったのは、ここ1、2週間のこと。突然白目を剥いたり、ステージを転げ回ったり、ただ単に“テンションが高い”というよりも、アルコールや薬物の過剰摂取によってハイになっているようにも見えたことから、ファンから「精神状態が不安定なのでは?」「アルコールや薬物中毒に陥っているようにしか見えない」といった指摘が相次いだ。

画像: 周囲の心配をよそに本人は「最高の気分」

 エイミー・ワインハウスにはじまり、生前ポストとも親交があったマック・ミラーや昨年急逝したジュース・ワールドなど、薬物の過剰摂取が原因で若くして命を落としたアーティストは多い。“ポストまで失うわけにはいかない”とファンが心配するのも無理はないが、騒動を聞きつけたポスト本人はこれらの疑惑を全否定。

 先日行われた自身のコンサートのMCで、「ドラッグ(薬物)には手を出してない。最高の気分だよ。むしろこれまでの人生で1番気分が良い。(薬物をやっていないからこそ)こうやってコンサートをいくつもこなすことができるし、床に転がったり、色々とおもしろい行動を取ったりもできるんだ」と語り、ファンをひと安心させた。

 ちなみに、お酒に関して言えば、ポストは奇行を騒がれる以前からよくライブ中に飲酒をしており、ビールが入ったカップを手に歌うのがむしろ彼の定番のスタイルだった。なので、奇行を目撃された時も酒に酔っていた可能性が高いが、少なくともファンが心配するような問題を抱えているわけではなさそう。(フロントロウ編集部)

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